2008年06月03日

車載カメラ映像 もてぎ東コース

五月病らしきものから脱出したての河野です。
更新をさぼってしまって済みませんでした・・・。


これまで何度かFJ1600での車載カメラ映像をアップしてきましたが、今回はyoutubeにアップしてみました。ちょっと画質は悪いですが、これで動画のアップが楽になりました。
映像は先日のもてぎ第2戦のレースウィークでの練習走行の様子です。

約1年ぶりに走ったもてぎでしたが、なんとか1年前と同等のタイムは出せていました。しかし、なんとタイヤを使えていない事・・・!今見ると恥ずかしくなります。
失速しているためコーナリング中にグリップを失ってマシンが急激にスライドしたり、不安定な挙動に翻弄されています。


レースウィークはプラクティスの間中ず〜っとタイヤの横グリップが上手く使えなくてタイムが伸び悩んでいました。チームメイトからはかなりの遅れを取っていて、そのままではおそらくレースにならなかったと思われます。

レース当日はニュータイヤを使用します。ニュータイヤのグリップの高さは知っていたので、もう思い切って車速を乗せていくしかないと割り切っていて、緊張はしていましたが焦りはありませんでした。それが良かったのか、レースでは約2秒のタイム短縮を果たし、自己ベスト更新、20台中10位入賞でフィニッシュ出来ました。

取り敢えず3分くらいずつ切り取ってアップしてみました。






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2008年03月23日

2月27日、3月19日 筑波サーキット

筑波サーキットのこの2日間の練習内容は残念と言わざるを得ないものでした。

1月の走行でついに1分0秒台の壁を突破したと思ったら、再び1秒台に逆戻りし、2日間を通してただの1周も0秒台を出す事が出来ませんでした。
この2日間を振り返って見たいと思います。


まず2月27日。
この日はレースカーでの初走行。マシンはこれまでの練習車と同じFV95(東京R&D)。レギュレーションに合わせてエンジンの吸気量を減らすリストリクター装着車とはいえ、基本的には練習車と同じで、ニュータイヤを履かなくてもここ筑波サーキットでドライで59秒台を狙えるマシンです。

実はこの日の不安要素が2つありました。
一つは約2ヶ月マシンをドライブしていなかった事。
もう一つが体力の落ち込みです。
前にも書きましたが、私は月に1回サーキットで練習しています(本当はもっと練習したいのですけどネ・・・)。その間の約1〜2ヶ月、マシンをドライブ出来ない期間は当然パフォーマンスが低下し易い期間でもあります。人間は忘れる生き物ですからね。練習で覚えた事や感覚を身体が忘れてしまうのです。それを防ぐ方法が、頭の中で徹底した走りのシミュレーションを構築して毎日反復する事、いわゆるイメージトレーニングです。
これが成功するとマシンに乗っていない期間のパフォーマンス低下を抑えたり、逆に向上させたりする事が出来、例え練習を1ヶ月空けても、まるで翌日のように練習の続きをする事が出来る為ドライビングの腕は上がりこそすれ下がる事は無いわけです。

しかしながらシミュレーション(イメージ)通りのパフォーマンスを発揮するには身体が思い通りに動いてくれる事が不可欠で、それは日々の体力トレーニングや生活習慣によって走行時にベストなコンディションを作る事で可能となります。


2月27日は正直最初にコースインした時はスピード感が完全に鈍っていてマシンがやけに速く感じました。スピード感を忘れてしまっていたようで、目線は近く、一番大事で基本的な「アクセル全開ポイント」のある脱出ラインに乗せる事が出来ませんでした。
例えばコーナー進入ではブレーキングポイントにばかり目が行ってしまって、目先の操作にしか集中出来ず、操作が後手にまわり脱出ラインに乗せる事ができず、クリッピングポイント(CP)を何度も外しました。
完全にマシンに振り回されていました。情けない事です。本当なら自分がマシンを振り回すくらいでないといけないのに・・・です。
ひしひしと感じたのが体力の低下でした。3本目から疲れを感じてきて、この日の強風も相まって首やら脚やら辛くて、とてもベストなフィジカルコンディションとは言えませんでした。

この日のベストタイムは1分1秒77。
1月のタイムから1秒も落としてしまいました。
TS320525.JPGTS320526.JPGTS320527.JPG
今年私が乗るレースカーです。



そして3月19日。
体力の落ち込みは何とかリカバー出来てきたものの、イメージトレーニングは十分でなく、やはり目線が近くなっていました。内容は2月27日とほぼ同じ事を繰り返しただけになってしまいました。


これにはさすがにインストラクターの顔も曇り気味でした・・・。

「ブレーキを詰めるとか、それ以前の問題だぞ・・・。お前のマシンコントロールはまだ低いレベルにある。まずは何が何でも脱出ラインにマシンを乗せてみろ。」

「前にいるマシンを追いかけている時と単独走行ではラインが違っているぞ。気付かなかったのか?追いかけている時はちゃんと脱出ラインに乗せようとしているんだよ。後でカメラ映像をよ〜く分析してみろ。」


ZAP監督からも指摘を受けました。
「ベストタイム出してるのがセッションの最後の方だね。この立ち上げの遅さはレースでは致命的。コースインした時からタイヤの限界掴まないとダメだ。」

「クリッピングポイント外すなんて、プロなら絶対にしないよ。F1とか見てるんでしょ?」

それから他車のオーバーテイクの仕方、メンタルの弱さ、等々の指摘を受けました。
TS320535.JPGこの日の走行台数は非常に多かったです。




筑波サーキットで良いタイムを出してからもてぎにリベンジしたかったのですが、それが出来なくて残念でした。
でも残念がっていても仕方が無いので、後は次のもてぎ走行までの間、日々たゆまずに努力するのみです。

次の練習日は4月29日(火)、ツインリンクもてぎです。
2005年は仙台ハイランド。
2006年はツインリンクもてぎ。
2007年は筑波サーキットをそれぞれメインに練習してきました。
そして2008年4月から再びもてぎに挑戦です。今度は練習ではなくレースです。筑波で学んだ事を無駄にせぬよう頑張ります。

応援どうぞ宜しくお願い致します!
タグ:もてぎ 筑波 FJ
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2008年01月13日

1月10日 筑波サーキット

1月10日 筑波サーキットでの練習走行です。

使用マシン:FV95(東京R&D
ベストタイム:1'00"88
天候:晴れ
TS320504.JPG

路面温度が低めでコースインしてすぐはツルツル滑りましたが、タイヤを少しロックさせるくらいのブレーキングでタイヤを暖めてゆくと2〜3周でタイヤのグリップが出てきて、5〜6周もするとブレーキバランスもいい感じに合わせる事が出来ました。
ウォームアップもようやく様になってきたかな?といった感じです。


1本目の走行でベストタイムを更新。タイヤさえ暖まってしまえば1分0秒台のタイムを出せました。



しかし!



まだ所々でミスをしていて、コンスタントに0秒台を出せてはいませんでした。インストラクターからは

「荒いけどいい感じだ」

とコメントを頂き、少しだけライン修正のアドバイスを受けた程度でした。



アドバイスを受けていていつもと違うなと感じたのが、インストラクターの言葉を即座に理解できている点でした。
今までは

「なぜ・・・!?」

と考え込んでしまう事が多かったのですが、今回は

「ああ!やっぱりそうか!」

と自分のイメージは間違っていなかったのだと自信に繋がりました。



1本目はどのコーナーでも少しタイヤの横グリップが余っていると感じていたので、もっと進入速度を上げてやろうと2本目の走行に挑みました。ところが進入速度を上げていこうとするとかえってミスが目立ってしまい、あろうことか1本目よりもタイムを落としてしまいました。



納得いかず、予定外の3本目の走行に踏み切りました。

「絶対0秒台前半をだしてやる!」

と気合いを入れてコースインしたのはよかったのですが、終わってみればなんと2本目よりさらに悪いタイム・・・。始めのうちは原因が分かりませんでしたが、インストラクターからアドバイスを受けて落ち着いて考えてみると、1本目、2本目、3本目と進むに従って目線がどんどん近くなっていました。



ストレートスピードを伸ばす為にコーナーをアクセル全開で脱出するという基本的な事を忘れ、進入速度を上げる事のみにとらわれていた結果でした。本来なら脱出を意識して進入する為、目線は常に出口を向いていなければならないのですが、ブレーキングポイントを意識しすぎて目線が近くなり、その次の動作が遅れてターン中のマシンコントロールがまともではありませんでした。リアの流れ出しに対応できなかったり、アクセルを開けるタイミングが早すぎたり、殆どの周回でミスしていました。



気合いが空回り・・・といった感じで悔しかったです。
しかし落ち着いていればタイムアップを狙える事も分かったので、次に繋げたいと思います。
次の練習は来月になると思います。また1ヶ月くらい間が空いてしまいそうですが、イメージをさらに確実なものとして1本目からベストタイム更新を狙います!
TS320506.JPG




帰り際、筑波ガレージで「たくさん余っているから」と、青森リンゴを頂きました。
実は・・・、りんごかなり好きです。はい。
ごちそうさまでした。
PAP_0001.JPG
タグ:FJ 筑波
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2007年10月22日

10月10日 筑波サーキット

久しぶりの練習は筑波サーキットで行いました。あの悔しさでいっぱいだった9月14日の合同練習がFJマシンに乗った最後の日だったので、約1ヶ月ぶりにマシンを運転しました。
普段からマシンの感覚を忘れないようにイメトレしてますが、いざコクピットに座ってみると
「この感覚久しぶり〜・・・。」
と感じてしまいました。

しかし気合いは十分です。合同練習の時、プロで活躍している先輩ドライバーから結構キツメにダメ出しを頂き、バッチリ頭の中に刻み込まれましたからね!もう、気持ちは朝から「早く走らせろ・・・!!」といった感じでした。

ガレージに着き、インストラクターの加藤さんに「おはようございます!」挨拶すると、
「あんた誰?」
と、いきなりドギツイジョークが炸裂。最近会う度にこのネタ振られている気がします・・・。

TS320453.JPG
この日の目標は1分0秒台に入る事でした。ここ筑波サーキットでのベストタイムは1分1秒3くらいです。コンディションによってはFJで59秒台がでるのに、2秒も遅れていたのでは話になりません。
朝からの興奮を残したまま1本目の走行へ。「これはレースなんだ。誰よりも速く走るんだ・・・!」と、コクピットで気持ちを高ぶらせていると、心臓がバクバクしてきました。
ピットロードのシグナルがグリーンに変わり、練習スタート!いつもはゆっくりと半クラしてコースインしていましたが、今回はスタート練習を兼ねた発進で勢い良くコースに飛び出しました。そしてその後はもう全開です。第一ヘアピンの進入でフルブレーキングしてタイヤのグリップを確かめます。
1〜2周でタイヤが暖まってきてブレーキングでタイヤがロックしなくなってきましたが、コーナー中央辺りからどのコーナーでもアンダーステアを出してしまい、立ち上がりスピードを落としてしまっていました。コーナーを旋回し、マシンが出口を向く前からアクセルを開けてしまっていて、フロント荷重が抜けてアンダーを出していたのでした。マシンは大きく外に膨らもうとする為、コーナー出口でアクセルを開ける事ができず、脱出速度をかなり落としていました。
アクセルを早く開けすぎていた原因は、コーナリングスピードが遅く感じられたため、気持ちが先行して思わずアクセルを踏んでいました。進入速度が遅くてマシンの慣性力(タイヤの横方向グリップ)が足りていないんだと思い、それは間違いではないのですがとにかく進入車速を上げてやろうとしました。しかし、車速を上げていった時のマシンの挙動の不安定さ(リアが流れ出す)をコントロールする事が出来ず、アンダーステアも解消されないまま1本目の走行が終わりました。
1本目のベストタイムは1分01秒37でした。前回と殆ど変わりありません。

「お前はまだ理解できとらん。」

ピットに戻るとインストラクターから指摘を受けました。

「お前は一体、コーナー脱出をどう考えているんだ?どこでアクセル全開にしたいんだ?全開に出来てねーじゃねーか。いいか?アクセル全開で脱出するんだよ!その為にどこで車体の向きを変えるかとか、ちゃんと考えろ!あと進入のライン、ちょっと変えた方がいいぞ。」

第一ヘアピンでの進入のライン修正、その他アドバイスを受け、2本目の走行に移ります。


走行2本目。この日は2本しか走行枠が無いため、これが本日最後のセッションです。
落ち着いて指摘された事を頭の中で何度も反復して、走行に臨みました。今度は1本目とは正反対に、気持ちは水面のように落ち着いていました。アンダーステアはウソのように消えたので、アクセル全開ポイントで、狙い通りではないですが全開で脱出する事が出来るようになってきました。しかし、明らかに脱出でのアクセルオンでの加速に物足りなさがあって、速く走れているようには感じませんでした。コーナー脱出の入った時点でエンジン回転数が落ちすぎていました。実際、非常に落ち着いた気持ちで走れたのはいいにしても、タイヤの限界付近をコントロールするような車速には至っておらず、全体的にチャレンジングに欠けた走りになってしまいました。
2本目のベストタイムは1分01秒32。変わり映えしませんでした。

「1コーナーのブレーキングでいつも後ろのマシンとの差が縮まっている。」

ピットロードでタイム計測をしているメカニックから指摘を受けました。自分では今出来うる限り詰めたブレーキングをしていたのですが、差を縮められるという事はまだまだ詰めていく必要があります。メカニックが言うには

「1本目の方が速く走れているように見えた。」

との事でした。走りに勢いがあったとのこと。確かに最終コーナーの脱出なんかで外に膨らんで片輪をコース外に落としてもアクセル全開で抜けていたのに対して、2本目は片輪がアウト側の縁石に乗るか乗らないか程度でした。気持ちがやけに落ち着いてしまっていた為か、それがかえって勢いを殺していたようです。

インストラクターは
「(ラインを変えたら)第1ヘアピンは1本目よりは良くなったよ。でも、帰ってお仕置きじゃ!」
と言ってさっさとガレージに引き上げました。
ガレージに帰ってからはじっくり時間をかけて加藤さんにアドバイスを受けました。いつも言われている事ですが、マシンの限界性能を引き出して走るのがドライバーの成すべき事です。それが出来なければレースで満足に戦う事が出来ません。それにはタイヤのグリップをいかに引き出せるかが鍵となりますが、それはタイヤに積極的に荷重をかけてやる事で可能となります。荷重はマシンの慣性力(前に進もうとする力)を地面の向きに変えたものです。その加減はブレーキングでコントロールします。車の向きを変えている時、ブレーキで荷重コントロールしているので当然車速は落ち続けています。進入時の車が前に進もうとする力、つまり慣性力が足りないとコーナリング中に車速が落ちすぎるか、それが分かってブレーキを戻すとタイヤの荷重も抜けてアンダーステアを出したりします。だから車の向きを向けたい方向に向けるまでグリップを失わないようにするには、それ相応の進入車速が必要になります。ただ、車速を高くすればする程、タイヤにかかる荷重が大きくなりタイヤのグリップ性能の限界付近では車の挙動は非常に不安定になります。その限界ギリギリのところに持ってくまで進入速度を高め、かつリアが流れ出そうとするマシンをコントロールして初めて高い脱出速度を得られます。
まずは限界ギリギリを見極める事が必要ですが、それは進入速度を高める事に他なりませんので、どこまで車速を高くしても大丈夫かある程度のチャレンジが必要になります。それが分かってきたら今度は流れ出すリアをカウンターとアクセルで止めつつ、全開でコーナーを脱出します。このマシンコントロールが出来なくて苦労しているのが私です・・・。
理屈は分かっているので後は実際にそれが出来るようになれば良いわけですが、感覚的に掴めていない状態です。リアが流れ出すときの感覚、その時の車速。これが掴めるところまであと一歩といった感じです
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2007年09月15日

9月14日 合同練習

練習生にとって一つの節目である合同練習が今日9月14日行われました。
この合同練習で一番を取ってレース車輌レンタルの優先権を得んと頑張ってきました。
さて、とりあえず結果を報告してしまいます。

予選A組(20分)・・・3位/7台中
第1レグA組決勝(5周)・・・4位/7台中(ファイナル進出ならず)
セミ・ファイナル決勝(7周)・・・1位/5台中

1位と書くと優勝・・・!?と思ってしまうかもしれませんが、セミ・ファイナルといって第1レグで順位の低かったドライバー同士のレースなので、ホントの優勝者はファイナルの1位です。

ルールを説明しますと、参加ドライバーはまずA組とB組に半々に分けられ、それぞれ予選、第1レグを行います。予選で第1レグのスターティング・グリッドを決め、第1レグで5周のレースを競います。そして各組の第1レグ上位3名がファイナルに進出できます。残りはセミ・ファイナルです。速い人は速い人同士、遅い人は遅い人同士で最後の決勝を戦うわけです。

で、私は残念ながら遅い人同士の組になってしまいました・・・。
第1レグで3番手からスタート。出遅れて第1コーナーで4位にダウン。しかし2周目のだ1コーナーで抜き返すも、その直後の第2コーナー出口で痛恨のスピン!そこで冷静さを欠いた後はもうぐだぐだでした。とどめの2回目のスピンを喫し、ファイナル進出への望みは完全に絶たれました。

この日の前日において、一ヶ月前に出した私のベストラップタイムは練習生の中で2番目に速いタイムだったようです。しかし、この2日間、特に合同練習当日においてなんと4秒近くもタイムを短縮した若いドライバー達が上位をさらっていきました。
チームは私に期待してくれて一番状態の良いマシンを使わせてくれたというのに・・・。失望させてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。
練習後、マネージャーやゲストドライバー、先輩ドライバー達からたくさんのアドバイスを頂きました。本当にありがとうございます。
そのアドバイスの中で最も心に突き刺さったのが「誰よりも速く走ろうという貪欲な気持ちが感じられない」という、レーシングドライバーにとって致命的(?)とも思えるものでした。ミスをしないというのは良い事ですが、それは速く走れるのを前提としてであって、勝てないんじゃ意味ありません。なんといってもレースは勝負です。

自分のそして周囲の予想とは裏腹に惨敗を喫してしまった今日。敗者という惨めな気持ちでいっぱいで、その場にいるのが結構辛かったです。しかし気持ちを切り替えて前に進みたいと思います。
9月いっぱいでチームとの半年間の契約が切れます。10月からの新しい契約を結ばなければなりませんが、こういった結果が出てしまった以上、チームのレースカーを使ってレースデビューという選択肢は棄てる方向に向きました。あと半年また練習生を続けるのか、それとも何が何でも12月のもてぎ最終戦でレースデビューするのか、今の実力を考慮しつつチームと今後の方針に付いて相談して来ようと思います。

応援して頂いた皆さん。またしても結果を出せず、本当に申し訳ありません。
契約内容が決まり次第報告いたします。

TS320442.JPG仙台の空は晴れ渡り、絶好のレース日和でした。
TS320439.JPGニュータイヤを使用!しかしそのグリップを使いこなす事は出来ませんでした。
TS320441.JPGクラッシュもありの波乱の展開でした。2台の内1台は修復不可となり、さよならを言いました・・・。
posted by コーノ at 01:05| Comment(3) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月21日

8月10日 仙台ハイランドレースウェイ-3


動画をアップしました。続きを読む
posted by コーノ at 11:50| Comment(2) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月10日

8月10日 仙台ハイランドレースウェイ-1

TS320425.JPGTS320422.JPG約1年半ぶりに仙台ハイランドに来ています。
思い出の地仙台。思えば私のFJ練習はここから始まりました。そのせいか特別な思い入れがあります。

今日は日差しが強く、暑いです!シート合わせをしているだけで汗がダラダラです。

13:30から1本目の走行開始!今まで学んだ全てを出してガツン!と一発タイム出してきます!
posted by コーノ at 12:28| Comment(2) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月25日

6月2日 ツインリンクもてぎ東コース

6月2日のツインリンクもてぎ東コースでの車載カメラ映像をアップしました。載せよう載せようと思っていながらもう1ヵ月半以上経過してしまいましたね・・・。早い・・、早すぎる。
30代になってからというもの時間の経つのが加速度的に早くなっている気がします。こりゃ40代もあっという間だな。





この日は3本走り、カメラを乗っけたのは2本目です。
いまいち調子が出せず、ミスを連発しています。
ご覧いただければ分かると思いますが、コーナーでの失速によるアンダーステアがミスのほとんどです。たまに突っ込みすぎて曲がりきれないなんてのもあります。クリッピングポイントを外しています。
インストラクターからも「大体分かった。もう見るまでもない。ミスばっかりだ。お前。」と、あっさりカメラを外されてしまいました。

しかし、信じられない事に1周だけミスしなかった周回があり、それが東コースでのベスト更新タイムでした(とは言ってもまだレースでは置いていかれるタイムですが)。

「なにやってんだ、オレ・・・。」

気持ち的に余裕が無かった・・・ぐらいしか言いようがありません。
ミスするという事はドライビングしていて予測が立たないくらいいっぱいいっぱいの状況と言えますから。


最後の3本目に向けてもう一度ペダル位置の調整をしているとき、メカニックのひろしさんが足元を見ながらふと一言、

「河野さん、かかとちゃんと床についた方がいいよ。」

今までかかとを浮かせてペダル操作をしていました。その方が微妙なコントロールをするのには有利な感じがしていたからです。しかし、
「かかとをちゃんとつけないとペダル踏力の調節が難しくなる。」
と指摘され、まわりのドライバーにもかかとをついているか尋ねたところ、全員がついていると回答。
そんなバカなと試しに3本目はかかとをついて走ってみました。
すると、ヘアピンにおいて失速感がウソのように消えました・・・!ブレーキを踏みすぎて失速→グリップ不足→アンダーステア→失速
のパターンに陥らずに済みました。

踏み方を変えて分かった事、足の力が全然足りてない!
筋肉つけないとホントにやばい!





おっと残念。時間切れです。この記事はここまでです。
posted by コーノ at 12:57| Comment(5) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月15日

6月13日 筑波サーキット

6月2日のツインリンクもてぎ練習ではマシンにカメラを積んで走りました。が、
その後の6月13日の筑波サーキットのレポートの方が先に出来てしまったのでアップします。


梅雨前の炎天下。本日午後1時の筑波サーキット、路面温度は49℃。シート合わせしているだけでだらだらと汗をかく程の暑さでした。
今日もマシンはFV95のカーナンバー「5」。しばらくこのFV95を使わせてくれるみたいです。
TS320343.JPGTS320348.JPG
TS320349.JPGTS320350.JPG
この日はスーパーFJ参戦中の小山選手神谷選手も一緒でした


今日のこの気温、路面温度共に練習では今年最高です。天気がよいのは歓迎出来ますが、暑いのはタイムが伸びにくい原因となります。それでもタイム短縮を狙うならそういったコンディションを考えてそれ相応の走り方をしなければなりません。
気温が高いとエンジンに吸い込まれる空気の密度が低くなるため、パワーダウンに繋がります。また路面温度が高いとタイヤが路面に食われ易く、特にコーナリング時に失速し易くなる為なるべくタイヤをスライドさせないよう丁寧にかつ車速を落としすぎないように走らなければなりません。あまりタイヤに負担をかけすぎると失速するばかりかタイヤがタレてきて今度はグリップしなくなってしまいます。

1本目を走り終えてベストタイムは1分2秒20。
前回よりも1秒もタイムダウンしていました。なんとなくコーナーで失速しているなーと感じてはいたのですが、その通りに出てきたタイムでした。実際走っていて余裕がほとんど無く、気持ちも身体もいっぱいいっぱいでした。
「おめー基本的に全然変わってねーぞ」
とインストラクターからは指摘を受け、
「大体目線が近すぎるんだ。いつも言ってるだろ!なんでもっと脱出を意識して進入しないんだ!?」
とズバリ問題点を指摘され、気合いが入りました。

2本目。深呼吸をして意識を集中させコースイン。自分より速いマシンはサッサと先に行かせ、自分のペースを保てる位置に着きます。2〜3周でタイヤを暖め、4周目位から全開走行。今度は目線はコーナー出口。視野を広くしてコーナー進入しました。ハッキリと分かったのは1本目のラインがいかに外れたラインだったかという事。あれでは失速して当たり前、コーナリング中の挙動だって乱れ易くなります。でも今度は進入する前にコーナーの先を見つめて、ラインをイメージしました。
今までインに浅く付きすぎていたのが、脱出を意識してもっと回り込むようにターンインして緩やかに弧を描き、少し奥のCP(クリッピングポイント)を通過します。
しかし、失速感がどうしても消えず、実際コーナー中央辺りからアンダーステアが出始め、脱出が厳しくてアクセルONでの加速感もあまりありません。かといって進入速度を上げるとリアスライドが出て、それをコントロール出来ず結局失速してしまいます。狙っているライン取りは悪くなく結局ブレーキコントロールの問題なのですが、いつもこれでつまづいてしまっていてタイムが伸びませんでした。現在の課題です。コレをクリアしない限り先に進む事が出来ません。ここさえクリア出来ればレースに出られるレベルに到達出来るのに・・・。

コレだ!という周回が無いままチェッカーフラッグが振られました。コントロールラインを超え、1コーナーを回ると前方にスローダウンしている集団が見えたのでこちらもブレーキ・・・と、その時

「ドンッ!!!」

と後ろから衝撃が。
追突されたとすぐに分かりました。真後ろから当てられた感じがしたのでサイレンサーが壊れたか!?と思いましたが、何やらガリガリと路面を擦っている音がしたので、取り敢えずランオフエリアにマシンを止め、コックピットを出ました。
マシンを見るとなんと、右リアのサスペンションアームがグニャリ・・・。タイヤが上を向いていて3輪走行になっていた為フロアが路面を擦っていたのでした。
「何コレ・・・?」
と信じられない思いにかられながらも取り敢えずガードレール外に退避し、コースオフィシャルの到着を待ちました。
TS320351.JPG見事に折れ曲がったアーム類
TS320352.JPGコチラが正常なアーム

前方でスローダウンしていた集団は極端に速度を落としていて、僕のブレーキングはちょっと急ブレーキになりました。で、ずっと僕の後ろに付けていた他チームのマシンがブレーキが間に合わず追突したわけです。旗も見ていたし、スローダウンしている集団も確認出来たし、後ろにマシンがいる事も分かっていましたが、残念ながらクラッシュしてしまいました・・・。正直かなり頭にきていて、相手のドライバーのところに怒鳴り込みたい気分でした。
ピットに戻り、メカニックに状況説明していると、追突してきたドライバーが謝りにきました。しかし彼はなぜか笑顔で

「申し訳ない。でもコース上での出来事だから仕方ない。ブレーキ間に合わなかった。あれは無理。」

と、ほとんど謝罪の意は無い態度。
その悪びれたところが無い謝罪にさらに腹が立ちました。

(こいつ何笑ってんだ・・・?)

しかも自分の不注意には一切触れてないし、コース上の出来事なら何でも許されるのか?第一チェッカー振られてただろ?
思わず声を荒げたくなりましたが我慢しました。ZAPと相手チームとの間に変な諍いを作りたくなかったし、後ろのマシンが追突してくる事まで予測出来なかった自分にも非が無いとは言えないからです。

2本目の走行はライン取りなど1本目より改善出来たのですが、タイム的にほぼ変化が無かったので3本目でタイムを縮めたかったのですが、それも出来なくなってしまい、何よりもくだらない事でクラッシュしてしまった事がとにかく悔しくて仕方なくて、インストラクターにアドバイスを受け、最後に「不要なクラッシュだったな。」と言われたら涙が出てきて、インストラクターを少したじろがせてしまいました。
チェッカーが振られてもピットにマシンを止めるまで油断はできません。
一つ覚えました。

3本目は仕方なくインストラクターに付いて、他のドライバーの走りを見学しました。
その時からインストラクターの加藤さんは執拗に
「不要なクラッシュだったな。」
を連発し始めました。
「こいつもう一回泣かせてみよう。」という魂胆が見え見えでした。
posted by コーノ at 18:27| Comment(5) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

5月31日 筑波サーキット

更新が滞っているこの頃です・・・。
では、5月31日筑波サーキットの練習レポートです。

この日の天気はとても不安定でサーキット入りした時点では雨が降っていてコンディションはウェットでしたが、1本目の走行が始まる直前にピタッと雨が止み、太陽が顔をのぞかせ、見る見るうちに路面が乾き出しました。
TS320332.JPG

さて、この日もマシンはFV95のカーNo.5です。
1本目の走行はドライコンディション。路面温度は33℃。それほど高くはありませんが低くもない温度で、タイムを出すには丁度良い感じです。

「これはいいタイムが出るんじゃないの・・・?」

とインストラクター。
緊張と興奮の中ベストタイム更新を期待していざコースイン・・・!
・・・が、気合いが空回ったのか、ベストラップは最終ラップの1分1秒64。しかも22周中1分1秒台を出せたのがたったの3周・・・。スピンも3回してしまいました。
明らかに身体が感覚を忘れていました。イメージトレーニングが足りなかったのは明白でした。自らの甘さに悔やみました。
しかし気を落とす暇などありません。今出来得るベストなパフォーマンスを発揮するのみです。
気を取り直して2本目に挑戦・・・と、その時、曇り始めた空からぽつりぽつりと雨粒が落ちてきました。

「うわ〜、雨だよ。」

TS320333.JPG
にわかに降り出した雨。なんせここは筑波サーキット。一番マシンを壊し易いサーキットなのでなるべく雨は降って欲しくなかったのですが、そんな甘い事は言っていられません。ウェット走行を覚悟して2本目の走行準備に取りかかります。
しかし、走行開始時刻が近づくにつれ、またしても雨脚が途絶え、路面は乾き始めました。走行時刻には完全ドライとなり、全車ドライタイヤで出走しました。
気持ちを再びドライ用に切り替え、攻めて行きました。
どのコーナーでもブレーキは随分踏めるようになってきたと思います。しかし、1コーナーでも第1ヘアピンでも、第2ヘアピンでも、コーナリング中のタイヤの「ぎゅぎゅぎゅぎゅ〜〜〜〜っ!!!」というスキッド音の鳴っている時間がどうも長く、実際失速していてコーナー出口での加速に勢いがありません。アンダーステアまたはオーバーステアが顕著に出ているわけでもなく、4輪でスライドしている感じでした。強いて言えば若干アンダーが出ているかな?といった感じです。
本当は(イメージですが)もっとフロントが吸い込まれるようにターンインし、レール上を走っているようにマシンが安定して高い車速を維持したままコーナリングしていって欲しいのです。
微妙にラインを変えてみても大して変わらず、2本目の走行を終えました。ベストタイムは1分1秒55。あまり進歩がありません・・・。
何が悪いって、いつもインストラクターに言われている通り、コーナー進入での車速コントロールにつきるのですが、この辺のイメージがなかなか上手く出来ません。自分より少し速いドライバーの後ろに付いている時などは、気持ちが前のマシンについていこうとしている為か、上手く高い車速で吸い込まれるようにターンインしていける時があるのですが、殆ど無意識で走行終了後はその時の状況をあまり覚えていません。情けない事ですが・・・。


そして最後のセッション3本目。またしても天気は崩れて雨が降り出しました。走行時刻が近づいてきても一向に止む気配無し。これはいよいよウェット走行か?
出走20分前。メカニックにレインタイヤで出走する旨を伝え、ドライタイヤからレインタイヤに交換。と、またしてもピタッと止む雨。みるみる乾く路面。

「こりゃレインタイヤじゃあっという間にボロボロだぞ・・・。」

というインストラクターの言葉で出走5分前、急遽ドライタイヤに交換!なんつー天気だ・・・。
TS320331.JPG
路面は半乾きでしたが、レコードラインは完全にドライ。ラインさえ外さなければグリップを失う事無く走れましたが、10分も走っているとコースは完全に乾いてしまいました。
せっかく乾いてくれたのですが、2本目から、というより前回の筑波練習からさほど進歩の無い1分1秒26がベストタイムでした。
ちなみに前回のベストが1分1秒30。ほとんど変わっていません。とにかくコントロールしようと必死なのですが、改善出来ず。早くも壁にぶち当たってしまったようです。
これ以上ブレーキのコントロールを精密にしていく事に少し自信が持てませんでした。

「どうしたらいいんだろう・・・?」

ツインリンクもてぎでのタイムの伸び悩みといい、何が悪いのか少し分からなくなってきていたところでした。そこで、インストラクターに提案しました。

「今度の練習で車載カメラ付けて下さい。」

全てのコーナーでの走りをインストラクターに見てもらい、アドバイスを受けるしか無いと思いました。

「べつにいいけど・・・。」

とインストラクターは何か言いたげ・・・。
確かに受けているアドバイスは毎回大体同じ事。その時その時の状況で多少言葉は変わるものの、本質的にはブレーキコントロールの事にたどり着きます。分かってはいます。しかし出来ない事に悔しさも焦りも感じていました。
いつもインストラクターが見る事の出来ないコーナーで何か見つかるかも知れない。藁をも掴む思いで次回車載カメラ走行に臨みます。
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2007年06月18日

5月12日 ツインリンクもてぎフルコース

5月12日はツインリンクもてぎでの練習走行でした。

前回の筑波サーキットでの練習で、新しい練習車「FV95」でかなりコントロール性の良さを実感し、メカニックにアピールしておきました。その甲斐あってかこの日のマシンも同じ「FV95」のカーNo.5でした。このマシンはシートも身体に合っていて殆ど調整の必要が無く、ホントに僕にとって扱い易いマシンです。いやが応にもテンションは上がります。
TS320310.JPGもう手放したくない、FV95。

とにかくブレーキを思い切って踏んで行けるので、「FV92」に比べてその後のコントロールにより気を配る事が出来るというのが嬉しい点です。
1本目の走行で、何の心配もせずとにかくブレーキを詰めていきコーナリング車速を上げる事に努めました。「FV95」のフィーリングは相変わらず良好で、この1本目で、初の2分10秒台に入る事が出来ました。9秒台まであとコンマ3秒です。

「やっぱりFV95はイイ・・・!」

いきなり今までのベストタイムを1秒くらい上回るタイムが出て、しかも1本目の感触ではコントロールをもう少し正確にできればさらに短縮出来る自信がありました。
9秒台を2周以上続けて周回出来ればチームのレンタルレースカーを使える権利を与えられます。レース出場まであともう少しのところまで来ていると感じ、いやが応にも気合いが入ります。

そして迎えた2本目の走行。
春はとうに過ぎ去り、もう夏が顔をのぞかせていたこの日、お昼が近づくにつれ気温は上昇し路面温度は40℃を越えました。1本目のベストタイム更新で一段と気合いが入り、2本目もとにかくブレーキだけは詰めていき、後は車速のコントロールに集中するように走りました。なかなか「これは速い!」というコーナリングが出来ませんでしたが、ブレーキリリースをいろいろなタイミングで試していきました。ブレーキを戻しすぎると車速が高すぎてアンダーステアを出し、リリースが足りないと失速してしまい結局アンダーステアを出し、それを繰り返しつつも脱出ラインに乗るまで失速しない車速を探っていきました。後半、ミッションの渋さが気になり始めましたが、落ち着いてシフトチェンジしシフトミスだけは極力しないよう心がけました。シフトミスはコーナリングの全てを台無しにしてしまいます。

2本目を走り終え、ピットに戻り自分のラップタイムを確認しました。悪くても1本目と同じか少しは縮められているだろうと思っていましたが、タイムを見て愕然としました。ベストタイムは2分12秒26・・・!?
「な、なんだ?コレ・・・。」
信じられない事に2秒もタイムを落としてしまいました・・・。
確かにシフトミスもしました。しかしブレーキポイントは詰めていけたし、ミスの無い周回だってあったはずなのに・・・。
路面温度が上がって、タイヤのグリップは増していました。その為、マシンの運動エネルギーがタイヤに食われ、中途半端な車速では失速し易くなっていたのです。雑なコントロールでタイヤをスライドさせようものならそれだけで失速してしまいます。気温も上がっていて、エンジンパワーも若干落ちていたと思われます。
コーナリングでかなり失速していたのです。しかし、走っている間その事に気付く事が出来ませんでした。車速感が足りなかったのです。今どのくらいの車速で走っているのか、正確に把握してブレーキコントロール出来ていたレース組のドライバー達は逆に1本目よりもタイムを上げてきました・・・!しかし練習生のほとんどがタイムを落としました。
TS320311.JPG昼休み。皆で速いドライバーの車載カメラ映像をみて勉強・・・?

3本目の走行でもタイムはほとんど変わらず2分12秒台。そればかりかミッションの渋さがますます顕著になってきてシフトミスが増してしまいました。悔しい思いで、この日最後のセッション4本目の走行に挑戦しました。
日が傾いてきていて、気温も路面温度も下がり始めていました。
絶対に9秒台・・・!そうでなくても1本目よりはタイムを縮めたい!!
出走前コックピットで目をつぶって深呼吸。集中力を高めて4本目の走行に臨みました。極力丁寧な操作に心がけ、特にシフトチェンジには気を遣いました。やはり後半からミッションの渋さが気になり出しましたが、綺麗にギアが入るところを神経を集中して見つけて、少しガチャガチャいわせながらもなんとかシフトミスを避けて走りました。
落ち着いて走り、3本目よりは良いフィーリングで2分11秒台は出せたものの、残念ながら1本目のように10秒台には入る事が出来ませんでした。

インストラクターに言わせるとライン取りは悪くないがコントロールが悪くて失速している。或いはリアスライドが予測出来ていない、との事。
全くその通りなのですが、もう随分同じ事を言われてきている気がします。しかし今までと違うのは今回ベストタイムを更新出来たという事実。確実に進歩しているのはタイムが表しているので、もう少しで壁を越えられそうな気がします。
TS320312.JPG
posted by コーノ at 01:58| Comment(2) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

4月27日 筑波サーキット

練習用のマシンはいつもFV92(東京R&D)をドライブしていましたが、この日用意されたマシンはFV95でした。このFV95、FV92より一つ新しい型のマシンで昨年の冬のもてぎで一度だけ練習でドライブしたのですが、散々なタイムを出してしまいかなりヘコみました。
このマシンの特徴はFV92よりシャシー剛性が高く、カッチリとした感じで、シートから身体に伝わってくる振動からマシン挙動を正確につかみ易いため、マシンの動きが予測し易いためコントロールし易いです。コーナーにおいてもう少しブレーキを詰めていけるとか、これ以上の車速で進入したら曲がれない、とかいった予測が立て易いのです。
TS320294.JPGTS320295.JPG
FV92は「フニャッ」とした感じ。対してFV95は「カッチリ」しています。


今回はブレーキをしっかり踏み込む事に集中しました。FV95のコントロール性の良さは素晴らしく、今までに無いくらい思い切ってブレーキを踏み込んで行けました。ブレーキングで前後どちらのタイヤがロックしているのか良く感じ取れましたし、進入の車速でこの先マシンがどんな挙動をするのかといった予測が立て易く、スピン等のミスも格段に減りました。そのおかげでブレーキングでもっと詰めていく事にチャレンジ出来、コーナリング車速を上げていく事が出来ました。これはFV92でなんとなくつかみ所の無かった感覚で、モヤモヤしていた事がスッキリ明快になった感じで、感動すら覚えました。
特にコントロール性の良さを実感出来たのが第2ヘアピンで、「ギュギュッ!!」とスキッド音が鳴るブレーキングとターンインがタイヤのグリップを使えている事を実感させて爽快でした。走るうちにボルテージも高まってきて、気分は最高潮に・・・!ブレーキだけでなくアクセルを踏む勢いも強くなっていきました。
「もっと速く・・・!!!」
ストレートの速度をもっともっと上げたくて、アクセル全開は思いっきりペダルを蹴り付け、目はギラギラと遥か先を睨みつけます。と、その時
「ベチャッ!」
と、ヘルメットのシールド越しに視界に飛び込んできたのは、夏の風物詩「虫」。
高速道路を走っているとフロントガラスに飛び込んできますよね。気持ち悪いのですぐにワイパーでウォッシャー液を吹き付けて拭き取りますよね。あれがヘルメットのシールドに飛び込んで、一瞬でつぶれて黄色い液体が視界を妨げますが、そんな事はおかまいなし。視線は次のコーナーの先に集中したまま、もう誰にも止められねーぜ!!といった感じでした。


この日はインストラクター不在でメカニックとドライバーだけでの練習走行となりましたが、前回の筑波走行よりもタイムを約2秒短縮する事が出来ました。
ベストタイムは1分1秒30。もちろんまだまだ改善すべき点は残っていて、ライン取りやブレーキコントロールの修正でもっとタイムを短縮出来そうです。次の目標タイムはドライコンディションで1分0秒台を狙います。レース出場が近づいてきた感じです。
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2007年05月20日

4月15日 ツインリンクもてぎ東コース

4月15日。
スーパーFJもてぎシリーズ開幕に向け、この日ZAP SPEEDからは3台のスーパーFJが出走しました。マシンはいずれもWEST07Jです。
こうして見ると、やはりFJ1600よりカッコイイです。前後についたウィングがフォーミュラカーらしさを醸し出し、HONDAの1.5L VTECエンジンがワンランク上のレーシングマシンである事をアピールしている感じがします。
オレもコイツでレースに出るんだ!と、一人熱くなっていました。
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さて、練習の方ですが、何度もしつこく書いていますが、コーナリングにおけるブレーキング踏力はフォーミュラの場合いきなりMAX、そして徐々に力を抜いてゆき(ブレーキをリリースし)車速を調節しつつターンしてゆきます。ここで僕はいつも失速してしまい、マシンが出口を向く前に荷重が抜けきってしまうため脱出速度が低くなってしまったり、失速しない場合でも高い車速でのマシンコントロールが出来ずに外側に流れ出すリアに対してカウンターステアを当ててしまい、結局失速してしまったりしていました。

前回のもてぎでたった一周だけヘアピンにおいて車速とマシンのコントロールが絶妙にうまくいき、非常に速いコーナリングが出来た周回がありましたが、さて今回は・・・。

前回のあの時の操作はほとんど無意識的で、その日は残念ながら同じ走りを再現出来ませんでした。ただ言える事は50m看板あたりでブレーキングを開始した事(それまでは60mくらいだった)。またブレーキリリースの度合いを大きめに取り、車速を殺さないようにした事。ターン中、リアが流れ出しそうな感じがして思わずカウンターを当てたくなるが中立くらいで我慢し、マシンが出口を向くのを待った事、でした。
(こういう文章を書いてしまう時点でイメージ力の弱さが浮き彫りになりますね)

今回もあの時の走りを再現すべく、特にヘアピンは集中して臨んだのですが、悔しい事に再現する事は出来ませんでした。前回はブレーキリリースの時のペダル踏力にばらつきが無く、短時間でしかも一定の割合で踏力を抜いていたと思います。しかし、今回のブレーキングは一定ではなく、リリースしすぎて車速が高くなりすぎて、ターン中にブレーキをもう一度踏み直す場面が多くありました。その他はブレーキングで車速を落としすぎてターン中に失速、というパターンでした。まあ要は前回より腕を落としてしまっていたわけです。技能の問題です。
前回のあの感じをずーっと維持し続けていられれば良かったのですが、情けない事に努力が足りなかったようです。

僕の苦手意識が強いコーナーに第5コーナーとV字コーナーがあります。大体いつもここで他のマシンに差を詰められているような気がします。この日も後ろから速いスーパーFJのマシンが迫っていたので、第5コーナーでインを開けて進路を譲ったところ、さらに後ろから速いFJ1600のマシンが続いてインに飛び込んできました。

「早坂・・・!!!」

ギョッとして隣をすり抜けていくマシンを見ると、チームメイトの早坂選手でした。
彼は僕より半年遅れてチームに加入しましたが、いつの間にかタイムで僕を抜き、今年レースデビューを果たしました。
彼は第5コーナーは得意だと言っていました。なるほど鋭い突っ込みを見せてくれます。しかし、彼のこのオーバーテイクが僕の心に火をつけました。

「早坂・・・!!てんめぇー、だ・れ・が、抜いていいっつった!? クラァ!!!(ゴメン、早坂君。ホントにこう思いました。)」

別に彼と仲が悪いわけではなく、むしろ良いです。彼は笑顔がステキな爽やかな肉体派で速さも持ったドライバーだと思っています。つまりいいヤツです。
しかし、彼も僕もレーシングドライバー。コースでマシンを疾走させている以上求めるものは速さのみ。僕は彼に付いていこうと、いやむしろ抜いてやるぜ!くらいの勢いで必死に走りました。
しかし、悔しい事に差はジリジリと開き、追いつく事が出来ずにチェッカーフラッグが提示されました。

この時の走りでハッキリと分かったのは、レースをする時のような、前を走るマシンを抜いてやる!という強い気持ちを常に持って走らないと非常に上達しにくいという事です。
速く走ろうとすればそれだけ高い車速を求めるようになり、不安定なマシンの挙動を必死でコントロールしようとします。車速が上がれば上がる程マシン挙動はシビアになりますから。そうしてマシンコントロールを覚えていくのです。
練習は、レースではないので他車を抜く事はさほど重要ではありませんし、むしろ抜く事にこだわると練習時間を無駄に使ってしまう事の方が多いです。初心者にありがちなミスです。しかし、「誰よりも速く走るぜ!」といった気持ちだけはどこかに持っていないと、チャレンジ精神よりもただ上手く走ろうという気持ちが先行してしまい、一歩先へ踏み込めなくなったりしてしまいます。少なくとも僕はそういう事がありました。
実際、早坂選手をおっかけていたセッションでベストタイムが出ていました。で、本日のベストタイムは、1分34秒65。マシンはFV92(東京R&D)、路面温度は32℃でした。昨年のベストタイムが1分33秒90。この日スーパーFJとFJ1600が出していたベストタイムが1分31秒台前半(だったと思います)。FJ1600より少し速いと予想されていたスーパーFJですがタイムにそれほど違いはありませんでした。しかしセッティングもまだ始まったばかりですから、まだ隠れたポテンシャルがあるかも知れませんね。
それにしても3秒遅れとは・・・。何が甘いかってやっぱりブレーキですね。もてぎは特にブレーキの上手い下手がタイムに影響するコース。ブレーキをリリースして車速を調節している時に車速が高くなりすぎてブレーキ踏み直したりしてますから、まだまだですね。
TS320286.JPG気合の走りでもレース組には敵わない・・・。ちょっと落ちつつ帰りのトラックの中で今日の反省中。しかし自分で自分の写真撮るのはかなりマヌケ・・・。
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2007年04月30日

3月16日 筑波サーキット

初の筑波サーキット走行。この日は筑波デビューです。
筑波サーキットは全長約2kmの「コース2000」と全長約1kmのショートコース「コース1000」の二つのコースを持ち、FJ1600では「コース2000」を使います。サーキットの敷地は他のサーキットと比べても小さく、行ってみると分かりますがコースは全てガードレールで覆われていて、セーフティーゾーンが狭く、コースアウトは即クラッシュに繋がります。

ZAP SPEEDでは初心者にはお勧めしないサーキットですが、練習生を始めて2年になろうとする僕にインストラクターの加藤さんは筑波サーキットでの練習を勧めてくれました。マシンコントロールが出来るようになってきた事(マシン挙動の予測が出来るようになった)と、丁度ツインリンクもてぎでのタイムが伸び悩んでいた事もあり、他のサーキットを走るのもまた違った勉強ができるという事で筑波サーキットでの練習を始める事となりました。
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筑波サーキットを象徴するダンロップコーナー。
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マシンは今日も「FV92」の2号車です。

小さいサーキットなのでストレートは確かに短いですが、5速で進入して4速全開で抜ける高速コーナーがあります。第1コーナーはRの大きめなヘアピンに見えますが、実際は55Rと35Rの複合コーナー、その先は緩やかな左→右のS字、そして1つ目のヘアピン。約90°ターンのダンロップコーナーと続き、ゆるやかな左80Rを抜けると2つのヘアピンコーナー。そして約1kmのバックストレート、高速の最終コーナーへと続きます。

ここはZAP SPEEDよりもWindsガレージやDEEP RACINGのお膝元といった感じで、走行台数もZAPより多いです。この日はZAP3台、Winds5〜6台。DEEP5〜6台くらいで、その他にFormula SUZUKIが数台走っていました。
狭い上に走行台数は多いです。だからクリアラップが取りづらく、初心者も多い為、常に回りに気を配っていないと危険です。初心者は大体ミラーを見る余裕が無いからでです。コースインしてすぐに、前に数台のマシンが詰まってしまいました。上手い人なら後ろにも気を配ってくれるでしょうが、結構初心者が多かったみたいで、パスするのにヒヤヒヤしました。

1本目の走行
天気:晴れ、路面:ドライ、路面温度:30℃
マシン「FV92」2号車
コースインすると、いるわいるわ、マシンの集団が・・・!ツインリンクもてぎではコースインして少しゆっくり走っていればすぐ前のマシンとの距離が離れてしまいますが、この筑波サーキットではそうはいきません。前に見えるだけで4〜5台。明らかに初心者と思われるマシンが2台くらい・・・?これはなかなかに怖い。すぐにかわしたいところですが、初走行なのでまずは様子見。ウォームアップも兼ねて集団の後に続き、まずは1周回。明らかに初心者のマシンは他のマシン達もすぐに抜いて行き、僕もかわして行き、2周目から少しだけペースを上げて行きました。
最終コーナー。ここは5速で進入するコーナー。しかし・・・!5速で進入できない!Rが大きいため当然出口は見えないし、目の前にはガードレール。一応グラベルベッドはあるが、もてぎにくらべるとガードレールがずっと近い!コースアウトしたら、やっぱり「グシャッ」といっちゃうんだろうか・・・?
4速で進入したとはいえ、それなりに速度は高い為車体がロールしているのが分かりました。
「う、うわ。外側にすっ飛んでしまいそう・・・!」
ホントに5速で進入できんのか・・・!?と怖くて身体はガチガチになっていましたが、コーナー中央にさしかかると明らかに失速している事がマシンの挙動から感じ取れました。なんだ、全然余裕なんだな・・・。と、思っても、次の周回ではやはり進入が怖くて5速で入れません。これはつまりこの最終コーナーの走行イメージが弱すぎる為で、しっかりと出口を見据えてラインをイメージできていれば、進入で慣性力をタイヤのグリップに変えてターンできるはずなのです。進入車速が極端に低いため、コーナー中央では普通に曲がれる速度まで失速してしまっていたのです。

筑波コース2000のラップタイムはFJ1600で約1分。コンディションが良ければ59秒台で走る事も出来ます。走行時間は30分。同じ30分でもラップタイムが短いため、周回数を多くこなす事が出来ます。それがここ筑波サーキットのメリットです。同じコーナーを多く練習する事が出来、上級者になればセッティング変更を試す事も出来るでしょう。5分もあれば5周回できてしまうのですから。
途中赤旗が1回ありましたが、20周回を重ねてチェッカー。もてぎのフルコースだと同じ30分で12周くらいかな・・・?
1分6秒台でずーっと走っていましたが、思い切ってもう少しペースを上げた最後の2〜3周で1分4秒28を出してチェッカーでした。

走る前は「クラッシュこえー・・・」と思っていましたが、走ってみるとこれがなかなか楽しいコースでした。狭いサーキットというのもなかなかいいかも・・・。
ピットに戻ってインストラクターの加藤さんに
「最終が外にすっ飛んでしまいそうで怖くて5速で進入できません。」
と言ったところ、加藤さんは一言、

「気のせいだ!」

返す言葉が無くもう一度コース図をみてイメージトレーニング。
5速で進入・・・、ちょっとステアを当てながら4速にシフトダウンするところが怖いんだ。この時点にくる前にもうちょっと先をイメージして、集中してシフトダウンだ!次の走行まで頭の中でシミュレーションし、2本目の走行に移りました。
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コックピットに座り、イメトレ中・・・?何かを掴んだのか、にやけてます。

2本目
天気:晴れ、路面:ドライ、路面温度:33℃
コースインしていきなり1周目で赤旗の提示。う〜む、オレも気をつけねば。
路面温度が高くなってきたのでグリップもすぐに上がって、2〜3周もするとブレーキバランスもほぼ決まり、どんどんペースを上げてゆけました。
問題の最終コーナー。思い切って5速で進入。しかし車速は落とし気味。教わったポイントで4速にシフトダウン。
「で、できた〜!ホントだ。気のせいだったんだ!」
1本目のすっ飛んで行きそうな感覚がウソみたいに解消されて、コーナリング車速を少し上げる事が出来ました。それでもコーナー中央ではまだ失速している状態で、まだまだ進入車速を上げる事が出来る事が分かりました。そう、イメージを強く持てば良かったんです。

もー分かったぜ!とばかりにペースを上げて行き、後半は1分3秒台で走行。最終周に1分3秒06をマークしチェッカーフラッグでした。
tsukuba070316_02.JPG
再びコックピットでイメトレ中・・・。目に浮かぶのは最終コーナー出口か・・・?
撮影:大畑選手
お忙しいところありがとうございました!

3本目
天気:晴れ、路面:ドライ、路面温度:25℃
夕方になり日が傾いてきました。路面温度は少し下がってきましたがそんな事はおかまい無し。走り方が分かってきた嬉しさで次はもっとペースを上げるぜー!と鼻息を荒くします。もうあの大クラッシュの影響は消えたと言える状況でした。

「加藤さん!最終コーナーのすっ飛びそうな感覚はやっぱり気のせいでした!」
「よし。頑張れ!」
「はい!」

久々に意気揚々とマシンに乗り込みます。タイムが伸び悩んでいたもてぎでは終止頭を悩ませていました。この日は別に速いタイムを出していたわけではありませんが久しぶりに楽しいという感覚が戻ってきました。やはり筑波に来て良かった・・・!
最終コーナーの進入の怖さはもう消え、後はライン取りでした。コーナー中央で失速気味で、脱出はかなり余裕があったため、もっと進入車速を上げて行く必要がありました。高速コーナーなので、ヘアピンなんかと違って速度が高いです。速度が高ければ高い程繊細なドライビングが要求されます。少しでもラフな操作をしてしまうとマシンはあっという間に挙動を乱します。
3本目のチェッカーが近づいてきた周回での最終コーナー。大きな円を描くようなラインを意識して、アウト側いっぱいからインに向かって進入して行きました。ブレーキングポイントで4速にシフトダウン・・・しようとしてシフトミス!リアがロックして外側に流れ出しました。予想外の出来事で対処できず、カウンターを当てるもスピン。コースアウトし、グラベルに突っ込みました・・・。

「あのラインはまずいぞ・・・。」
とインストラクター加藤さん。
アウトいっぱいからインに切り込んで行く時点で既にステアを切り遅れていた事に気付いていなかったようです。つまりもっと緩やかな円を描くラインをなぞるはずが、急激にステアを切り込んで行ったせいで、もうリアが流れ出す寸前だったのです。そこにトドメのシフトロックでスピン・・・といった具合です。

丁度後ろを走っていたマシンがカメラを積んでいたので、情けないコースアウトの様子をご覧ください・・・。


「あんなライン取ってたらその内大クラッシュするぞ。」
と加藤さん。
もうクラッシュは嫌ッス・・・。イメージを構築し直します。
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砂まみれのFV92。この後大掃除が待っています。
posted by コーノ at 10:18| Comment(6) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月29日

2007年1月〜2月 ツインリンクもてぎ練習総括

さあ!更新しまっせー!!

まずは2007年に入ってからのツインリンクもてぎ練習走行1月〜2月分を振り返ってみたいと思います。本当は一回の練習ごとに書きたかったのですが、結局さぼってしまいました・・・。この間、実際のところタイム的には殆ど進歩がなく伸び悩んでいました。

では、1月〜2月のベストラップを並べてみます。

1月14日 もてぎフル
Best Time:2'15"53(晴れ、ドライ、路面20℃)
→マシンは新しく練習車に加わった「FV95(東京R&D製)」のシェイクダウンでした。
 今まで使っていた「FV92」より一つ新しいマシンです。
 走行した感じはフレーム剛性が高いのか、サスが固めなのか、とてもカッチリとしたフィーリングで、タイヤの限界をちゃんと使えるドライバーが乗れば「FV92」よりも良いタイムを出せそうに感じました。
 しかし僕の出したタイムはご覧の通り。レースでなんとかまともに戦えるタイム2'09"秒台はもとより、昨年のベストラップ2'11"69を大きく下回るタイムでした・・・。この日はどうにも調子が悪かったです。マシンに問題は無く、自分の方が良くなかったです。一番良くなかったなと感じたのが寝不足です。身体がベストな状態でないとマシンがとても速く感じられて少し怖いくらいでした。また、クラッシュの記憶が尾を引いていてタイヤのウォームアップでもロックするくらい強くブレーキを踏めておらず、なかなかタイヤが暖まらずブレーキバランスも決める事が出来ませんでした。終止ブレーキングポイントは早め早めに取ってしまい、コーナリング中に失速してしまいアンダーステアが出て、アクセルをON/OFFさせながらごまかしごまかしターンしている状態でした。
以前、2分11秒台を出した時はちゃんと目線をコーナーの出口、またはクリッピングポイントの方を向けられていて、ブレーキングも今回よりは踏み込んでいけていました。

この日はF4オーディションが行われた日でもあり笹川マネージャーも来ていましたが、僕の様子を見て、「全然ブレーキ踏めてねーじゃねーか」とダメだしを頂きました。インストラクターもニューマシンに乗せる事でタイムの向上を少し期待していたのでしょう。しかし・・・!終わってみればこのタイム。情けない思いでいっぱいでした・・・。
fv95070114.JPGせっかくの「FV95」だったが・・・

1月28日 もてぎフル
Best Time:2'13"86(晴れ、ドライ、路面18℃)
→マシンは「FV95」から元に戻って「FV92」。いつもの2号車です。
 1月14日にニューマシンでタイムが出せなかった事が悔しくて、前日から気合いだけは十分でした。誰もオレの前を走らせねーぜ!!くらいの意気込みだったのですが・・・。やはりクラッシュの影響は大きかったです・・・!あれからもう1ヶ月以上も経つというのに、コースインするとクラッシュの記憶がまざまざと蘇りました。クラッシュした時は恐怖感など無く、むしろ悔しくて、もっと走りたくて走りたくて仕方ないくらいでした。しかし、時間が経ってからその時の記憶が恐怖感となってボディ・ブローのように効いてきていました。
TS320208.JPGこの日は走行台数も多かった
TS320209.JPG「FV92」2号車
TS320207.JPGプラグ清掃中

ウォームアップではタイヤロックに過敏になっていて積極的にタイヤに荷重をかけて暖められませんでした。少しロックするくらいにブレーキを踏み込んでいかないとタイヤを暖められないばかりかブレーキバランスも決められません(前後4輪同時にロックするのが理想的なバランス)。ようやくタイヤが暖まってきた後半もまだおそるおそるブレーキングしていた為、コーナー進入車速が上げられず失速してタイヤグリップを失い、アンダーステアを出してしまったりしていました。


2月10日 もてぎフル
2'13"08(晴れ、ドライ、路面16℃)
マシンは「FV92」の2号車。このところまさに河野専用車となりつつある感じですね。まあ、それはただの勘違いなんですが・・・。
この日のベストタイムもパッとしませんでしたが、ヘアピンを非常にいい感じで回れた周回がありました。
どういい感じだったかというと、タイヤの横方向のグリップ力をこれまでになく使ってターンできたという事です。フルブレーキングで進入→ブレーキリリースしてターンイン速度を調節→ステアを切って蛇角を付け、タイヤの横方向に慣性力を乗せる という流れの中の2番目、ターンイン速度を今までになく高めに調節して進入し、ターンインしていけました。味わった事の無い旋回速度、ロール感、今にも外側に流れ出しそうなリアタイヤ。しかし踏ん張って我慢して、ステアは中立でカウンターを当てず(実際は極微量に当てていたのかも知れないが)出口だけを見つめて車体が出口を向くのを待って、アクセルON。
このコーナリングは本当に速かったです。一つ上の世界を垣間見た感じでした。残念ながら他のコーナーでのミスが目立ったのと、このあとの周回で同じように再現できなかった為、ラップタイムは伸びませんでした。しかし、今まで踏み込めなかった領域に踏み込めた事で、壁の突破方法が分かりました。後は自分のフィジカル的な問題です。このときの感じを忘れず、次の練習で再現できて、他のコーナーでも応用できるようにする事です。車速が上がれば上がる程繊細なマシンコントロールが必要になるので、体力、集中力ともに必要になってきます。日々のトレーニングや走行日にあわせて体調を整えておく事も重要だなと思いました。
TS320221.jpg朝は路面がしっとりと濡れていた
TS320222.jpgそろそろ出走・・・。


2月17日 もてぎ東
1'35"20(晴れ、ドライ、路面22℃)
もてぎ東コースのベストタイムは2006年6月の1'33"90。
レースで上位を狙うなら1'30〜31は欲しいところです。でもこの日のタイムも伸び悩んでますね〜。この日のマシンも「FV92」2号車。

TS320229.JPG
朝焼け。こういう景色が見られるようになったのもFJを始めてからですね・・・。
TS320230.JPG
河野専用車(?)の「FV92」2号車。
TS320231.JPG
エクシズレーシングに移籍した初又美由紀選手。明るくキュートで主婦なレーサーです。彼女の周りはいつも賑やかです。2004〜2006年のZAPウェブサイトコラムを担当しました。

前回ヘアピンで一つ成長を遂げたわけですが、この日も同じヘアピンでさらに成長を遂げました。
ヘアピンのブレーキングポイントは大体65〜70mあたりなんですが、この日は思い切って50mにチャレンジしてみました。そりゃあもうドッキドキでしたけど、気合い一発入れて、集中して、突っ込んでみました。
前回これまでに無いくらいの車速でターンできたわけですが、今回の速度はそれ以上でした。ピットに戻ってきて、やはりインストラクター加藤さんにも、一周だけ良かったのがあったな!ああいうのを続けられるようになればいいんだよ、と言われ、自信もつきました。ラインどうこうではなく、ほとんど無意識的に操作していたので残念ながら再現ならず、出来たのは1周回だけ。しかし、本当にあのターンは速かったです。これでさらにタイヤの限界の使い方が分かりました。前述の通り、後はホントに自分自身の問題です。

ここで、速いコーナリングのおさらい。
速く走る為にはストレートスピードをいかに伸ばすかが鍵となります。それにはコーナーの脱出速度をいかに高めるかが鍵になります。それにはアクセル全開のタイミングをいかに早くできるかが鍵になります。それには車の向きをいかに早く出口に向けるかが鍵になります。それにはいかにタイヤのグリップを使いこなせるかが鍵になります。それには荷重移動とライン取りをいかにものに出来るかが鍵になります。それには車体の挙動の予測をいかに正確に出来るか、そしてそれに応じたブレーキコントロールが鍵になります。予測とは、例えばその時の車速で進入したらステアリング蛇角を付けた時、車は曲がる事が出来るか?リアが外に流れ出すのか?フロントが外に逃げるのか?自分の操作に対してその時の車速から車体がどのような挙動になるのかを予測する事です。
コーナリングの要点を簡単にまとめると以上のようになる・・・と理解していますが、これらの内一番の要であり難しいのがタイヤのグリップを限界まで使う事でしょう。前にも書いたかもしれませんが、フォーミュラカーのブレーキングはフルブレーキングで始まります。アクセル全開の状態から瞬時にフルブレーキングするわけです。そして車速(車がまっすぐ進もうとする慣性力)を調節しながらステアリングを切ってタイヤに蛇角(スリップアングルという)を付け、マシンの進もうとする向きを変えていきます。この時車がまっすぐに進もうとする慣性力は、フロントタイヤの横方向に掛かります。この時タイヤを路面に押し付ける力をブレーキ踏力でコントロールする必要があるわけです。この路面に押し付ける力がグリップ力となるわけですが、強すぎればタイヤの持つグリップ限界を超えタイヤがロックし、マシンが外側に滑り出し大きく外側に膨らんで行きます。弱すぎてもタイヤがグリップしていない為ステアリングを切ってもマシンは外側に膨らもうとします。いわゆるアンダーステアという状態です。こうなると普通に曲がれる速度まで車速を落とす必要が出てきます。一般車が一般道で普通に曲がるのと同じ状態です(走りの理論、賛否両論コメント大募集)。

う〜ん、なんか上手くまとまっていない気がしますが、以上が1月〜2月のツインリンクもてぎベストラップです。
posted by コーノ at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

12月23日 ツインリンクもてぎフル-2

さてさて・・・、本ブログのメインとも言うべきFJ練習日記、全然更新していませんでしたね・・・。最後に書いたのが12月23日分って、去年のレポートかよ!と突っ込みたくなりますが少しずつ書いてはいたので、せっかくなので仕上げてアップしました。


大クラッシュを喫した前回(12月4日)から約20日後のツインリンクもてぎ。マシンは復活。気合いも十分。コンディションもドライで悪くありません。
つまらないミスからマシンをクラッシュさせ、マシンコントロールの下手さを改めて思い知った悔しさをモチベーションに変えて日々過ごしてきました。
「今日こそは2分10秒台だしてやる!!」
と鼻息を荒くして練習に臨みました。

1本目の走行。
クラッシュの引き金はリヤタイヤのロック。コースイン後2周目のタイヤが暖まっていない状態で最も速度の出るダウンヒルストレートからのブレーキングでした。同じ轍は二度と踏まぬようコースインして数周は神経質なまでにタイヤのウォームアップにこだわりました。
FJ1600はコックピットから前後のブレーキの強弱バランスを調節する事が出来ます。メーターパネルの脇の方にツマミが付いていて、時計回りに回すとリヤのブレーキが強く、反時計回りに回すとフロントのブレーキが強くなります(逆だったかもしれません・・・)。
フルブレーキングしてフロントタイヤがロックするようならリヤ側にツマミを回し、リヤタイヤがロックするようならフロント側にツマミを回して前後のタイヤが4輪同時にロックする位置に来るまで調節します。最適なブレーキバランスはコンディションによって異なるので、毎回調節する必要があります。前後のタイヤが同時にロックする位置に調節できると、フルブレーキングで前後のタイヤに均等に荷重が掛かるため4輪バランスよく暖める事が出来ます。

スピンする事無く慎重に周回を重ね、少しずつペースを上げていき、後半15分で2分14秒台前半から13秒台をキープし、最終ラップで12秒台を出してチェッカーでした。少し慎重になりすぎたか、前回の練習でのベストタイムにコンマ2秒程の遅れでした。

2本目の走行。
1本目を走ってみてグリップを持て余していた感があったので、さらにペースを上げていき、5周目で1本目のベストラップをクリア。その後2分12秒台を連発し、ミスはあったものの最終ラップ(14周目)で2分11秒69のタイムをマークしチェッカー。
もてぎフルコースでのベストタイムは9月頭に出した2分11秒41だったので、ベスト更新とはなりませんでしたが2ヶ月以上ものブランクで落ちに落ちたタイムをなんとか取り戻す事が出来ました。


ここまでが2006年の練習走行となり、次は新年開けてさらに気温が下がった2007年1月14日のもてぎフルコースでの走行となるわけですが、ニューマシン「FV95」のシェイクダウンで目も当てられない程のひどいタイムを出し、落ち込む事になります・・・。

次は1月から2月にかけてのもてぎでの練習を総括して書きたいと思います。
posted by コーノ at 07:57| Comment(3) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

12月23日 ツインリンクもてぎフル-1

だい〜ぶ放置してしまいました。
ちょっと余裕の無いこの頃です。
久々復活の練習日記。今日は取り敢えず2006年最後の練習記、其の一です。


12月2回目の練習走行。こうして月2回練習できる事が非常に嬉しく思えます。
2006年は月1回、ひどい時は0回という月が多く、9月〜11月にかけては約2ヶ月半の間一度も練習する事ができずタイムを大幅に落としてしまいました。
前回12月4日の練習走行では少しずつベストタイムに近づく事は出来たものの、痛恨のクラッシュを喫し、メンタル的に沈む一方でした。

クラッシュしたマシンは練習車の「3号車」。東京R&DのFV92というマシンです。
TS320197.JPGFV92 3号車
TS320198.JPG3号車のコクピット
TS320196.JPG痛々しい傷跡が残った

練習車の中には同じFV92が何台かありますがそれぞれには個体差があり、微妙にフィーリングが違います。この3号車はマイルドなフィーリングと入り易いミッション、コクピットのデジタルパネルが特徴的で僕は好きでした。しかしなぜかこのマシンとは験が悪く、コースアウトやクラッシュする時は決まってこの3号車でした。そして先日のダウンヒルストレートでのクラッシュ。ちゃんと復活するか心配でしたが、そんな心配をよそにきっちりと戻ってきました。傷跡は生々しかったですがね・・・。チームスタッフに感謝です。

今回使うマシンは2号車。同じくFV92で、こちらも先日大クラッシュしたばかり。一度は廃車になりかけたらしいのですが、メカニックの奮闘により奇跡の生還を果たしました。クラッシュの跡が生々しく残っていました。

つづく・・・

TS320199.JPGFV92 2号車
TS320200.JPG廃車になりかけたが蘇った
posted by コーノ at 00:36| Comment(3) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月16日

どーしちゃったの!?

新年を迎えて最初の練習走行。1月14日は天候に恵まれ、冬にしては高めの気温に加えて風がなくコンディションとしては絶好でした。加えて今回の練習車は東京R&Dの95年型モデル「FV95」。今まで練習車は「FV92」という92年型のモデルを使用していましたが、2007年の日本一決定戦を最後にレーシングドライバーを引退した林裕介選手のマシン「FV95」が新たにチームの練習車として加わり、そのシェイクダウンとして今回持ち込まれたものでした。
fv95070114.JPG
↑FV95。ぼやけているのはカメラが壊れている為。

これだけの好条件が重なったにも拘らず、今回またしてもタイムを落とす結果となってしまいました。おそらく今までに無いくらい乗れてなかったと思います。シフトミスも多く、スピンしてしまう事も度々・・・。何よりも気持ちが攻めに入っていませんでした。
それは昨年12月の大クラッシュが今になって恐怖感として現れてきたというのも原因の一つでした。冬はただでさえ路面が滑り易いためビビってしまって思い切ってブレーキを踏み込めませんでした。
詳細は後日にまわします。


今回はかなり落ち込みはしたけど、土屋君、アドバイスと励ましの言葉ありがとう。オレ、ヘタクソで物覚えも悪いけどへこたれずに頑張って今年は必ずレースデビューします。
早坂君も励ましてくれてありがとう。ブログ始めたら是非教えてください。楽しみにしています。
posted by コーノ at 03:09| Comment(2) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月22日

グワッシャーン!!

12月4日、もてぎの練習走行で大クラッシュをしてしまいました。
場所はツインリンクもてぎロードコース中最もスピードの乗るダウンヒルストレート。ストレートエンドではFJ1600だと大体200km/hくらいの速度になるそうです。そこから一気にフルブレーキングして3速まで落とし、90°ターンを回るのですが、ブレーキングでリヤタイヤを激しくロックさせてしまい、何故かくるりと左を向いたマシンはそのままフロントノーズからガードレールへと突進し、クラッシュ。跳ね返ったマシンはくるくるとスピンし、今度はリヤをガードレールに当て、ザザーッと滑ってコース外で静止。その日の走行を終えました。


この日は朝からとても気温が低く、1本目の走行では路面温度が15℃。出走した直後は氷の上を走っているかのようにツルツルで、なかなかタイヤが暖まらず結局最後まで全開アタックが出来ませんでした。タイムは2分16秒台。寒いとはいえ完全ドライでこれではまったく話になりません。そんな中でもコンスタントに2分9秒台を刻んでいたのが2006年FJ筑波シリーズチャンピオンの大森弥選手(Windsガレージ)。チャンピオンのコントロール能力の高さを思い知らされました。

2本目からは路面温度も上がってきて、なんとか2分12秒台まで取り戻しました。今までのベストが2分11秒台なので、さらにコンディションが良くなるであろう3本目で11秒台を切ろうと息巻いていました。

クラッシュの事は鮮明に覚えています。3本目の3周目。路面コンディションは予想通り2本目よりも数段良く、タイヤのグリップもすぐに上がってきたのでペースを上げていきました。しかし焦りすぎたのか、ダウンヒルストレートエンドのフルブレーキングで突然リヤが激しくロック。あんな激しいロックは今まで味わった事の無いもので、次の瞬間マシンはクルッ!と真左をむき、目の前に現れたガードレールに向かっていきました。
その時大クラッシュするであろうことを瞬時に悟りました。迫り来るガードレールに不思議と恐怖感はありませんでしたが、マシンの修理代の事だけが心配でした。
ガッシャーン!!と嫌な音がし、目の前をいろんなかけらが飛び散っていくのが見えました。
ガードレールにぶつかった反動でマシンはくるくると回転し、次にリヤをガードレールにぶつけ、少しザザーッと滑りコース外で静止しました。無惨なもので右フロントタイヤは3〜4mはあろうかというフェンスを飛び越え、スタンドに落ちました。マシンを降り、コース外でふと足下を見るとどこかで見た金属の破片が落ちていました。真っ二つに割れたブレーキディスクでした。「ブレーキディスクって割れるんだ・・・。」と驚きました。
マシンのダメージは、フロントのサスペンションアーム類はほどんど全滅。ポキポキ折れており、フロントノーズ、ブレーキホース、ブレーキディスク、ひょっとしたら飛んでいったフロントホイールもダメにしてしまったかもしれません。また、リヤを打った時にサイレンサーをボキッと折ってしまいました。
TS320157.JPG

身体の方は無事でコックピット内で足を何回か打ちましたが、幸い大きな怪我はありませんでした。
まだまだタイヤの暖め方がヘタクソであると言う事ですね。これレースならタイヤが暖まり出した時にはすでに予選が終わっています。
この辺の課題も含め、次回からまた頑張っていこうと思います。

posted by コーノ at 03:03| Comment(2) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月03日

12月の練習予定

しまった・・・。
12月の練習予定、書くの忘れていました・・・。

12月4日(月)ツインリンクもてぎ フルコース
1本目:10:00〜10:30
2本目:12:45〜13:15
3本目:15:00〜15:30

12月23日(土)ツインリンクもてぎ フルコース
1本目:10:45〜11:15
2本目:13:30〜14:00


・・・明日かよっ!!
もし見学をご希望していた方で月曜日が都合が良いという方がいらっしゃいましたら本当にご免なさい・・・。
仕事、毎日忙しいです。しかし忙しいからといってこれでは、レーシングドライバーを志す者として失格ですね。反省しています。

月2回練習を入れられたのは久しぶりです。9月、10月と走れずじまいでタイムをかな〜り落としてしまいましたが、この12月で取り返したいと思っています。
明日の感触から来年の活動予定にもメドをつける予定です。
posted by コーノ at 16:42| Comment(2) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月20日

11月14日 ツインリンクもてぎフルコース

待ちに待った練習日。ブランクによるタイムの落ちを少し心配してはいましたが、FJで走れる事の嬉しさの方が勝っていて気分は上々でした。
天気は晴れ時々曇り。雨が降る気配もなくコンディションも悪く無かったので意気揚々とサーキット入りしました。しかしこの日、僕はガックリと肩を落として帰路につく事になります。
motegi_061114_002.JPG
パドックに入ると待機していたメカニックの先導でトラックをユニック車の隣に付けます。マシンをトラックから降ろしてもらいピットへと搬入し、すぐにレーシングスーツに着替え、ヘルメット、グローブ等をもってピットへと向かいました。
「河野さん、こないだはどうしたの?オレ、朝ガレージで待ってたのになかなか来ないな〜と思って、予定表を見たらキャンセルになってるんだもん。」
とメカニック。
「ごめんね。どうしても休めない仕事があってさ・・・。」
「仕事かー・・・。しょうがないよね。」
などと会話をしながらシート合わせ、ペダル合わせ、給油といつもの作業をこなしていきました。

<走行1本目 11:00〜11:30>
1本目の走行開始です。コースオフィシャルの指示に従いコースイン。1速→2速とシフトアップしアクセル全開。ホイールスピンしながら3速へシフトアップ。そしてアクセル全開。求めていた加速感を味わい、6,500rpmで4速へ。
「たまらん・・・!やっぱりFJは最高だ!!」
感激に浸るのもつかの間、1〜2周回もすると違和感を感じました。
タイヤが暖まってきてブレーキバランスを調節しつつ徐々にペースを上げていきましたが、ペースを上げれば上げる程その違和感は増していきました。それは明らかに、走りのイメージと実際身体が感じている感覚との違いでした。

速く走るという事は高い車速を保って走るという事ですが、高い車速で走るにはそれだけ繊細な操作が要求されます。車速が上がれば上がるほど操作に対する車のレスポンスも大きくなるからです。それは一般車でも全く同じ事で、カーブを曲がる時車速が高ければ高いほどブレーキで車速をを微調整して曲がれそうなスピードを探りながら少しずつハンドルを切っていくはずです。
僕がやっている練習はレーシングカーのもつ潜在能力を限界まで引き出す事です。その車速は一般車で一般道を走る場合とは比べ物にならない程高いです。それだけ繊細なドライビングが要求されるわけです。

頭では分かっていても、身体がついて来ませんでした。それが如実に現れたのがブレーキングでした。FJ1600であろうと一般車であろうと、コーナーを曲がれる速度には限界がありそれはタイヤのグリップ性能の限界でもあるわけで、グリップ性能の限界とはコーナリング中のタイヤの横方向のグリップ力の限界です。まっすぐ直線上を走ってきた車にはまっすぐ進もうとする力(慣性力)が働いているためハンドルを切った時フロントタイヤがグリップしていないと車は滑ってまっすぐ進んでしまいます。しかしフロントタイヤがしっかりグリップしていればまっすぐ進もうとする慣性力をタイヤの横方向の摩擦力が抑えて車はハンドルを切った方向に曲がっていくはずです。タイヤの横方向の摩擦力は車のフロント側に荷重が移動した時、つまり減速中に得られるわけですがそのさじ加減に繊細な操作が必要になってきます。

前回の練習でようやくそのさじ加減が感覚的に身に付いてきて、それが走りのイメージに繋がりタイムアップを果たしたのですが、2ヶ月半の間にその感覚を身体が忘れてしまいました。
ターンインする前に減速しすぎて遅い車速で曲がってしまったり、逆にオーバースピード気味になってしまい慌ててブレーキを踏み増して結局遅い車速でまがってしまったり、ステアリング操作にしても切り遅れてスピン・・・という情けない走りになってしまいました。

1本目の走行が終わり、ピットに戻ってタイムを確認し愕然としました。
大体8月頃のタイムと変わりなかったからです。これまで少しずつタイムを更新してきてたのに、その努力も虚しく大幅に後退してしまったのです。

<走行2本目 13:45〜14:15>
この日最後の走行となる2本目までの休憩時間にピットで練習ビデオを見直し、何度も走りのイメージを復習しました。自分はもっと速く走れるはずだと自分に言い聞かせ2本目の走行開始。
しかしこの2本目が散々なセッションとなりました。運が悪い事にアウトラップで前を走っていたマシンがS字進入でスピン!避けようが無く否応無しにコースアウトしました。マシンの右半分が砂場に突っ込みましたが、なんとかコース復帰。サイドポンツーンに大量の砂利を拾ってしまった為やむなくピットイン。メカニックに砂利を掻き出してもらい、再度コースイン。しかしこの思わぬタイムロスに追い討ちをかけるかのような赤旗の提示。泣く泣くピットイン。危険エリアに止まっているマシンが撤去される間刻一刻と過ぎていく時間がやけに長く感じられました。
ようやく赤旗が解除された時には残り時間はわずか・・・。結局2本目はまともに走行できたのがたったの4周。しかもタイヤが暖まりきっていない状態でした。ラップタイムは1本目と殆ど変わらず。これにはさすがに落ち込みました。悔しさのあまり涙まで出てきました。

これほどまでに不満が残った練習はチーム加入以来初めてです。もっと練習できていれば・・・と思っても誰のせいにも出来ません。悪いのは自分です。しかしせめて1ヶ月に2回はコンスタントに練習がしたい!と強く感じました。ドライバーとして発展途上の今、イメージトレーニングや自家用車での練習ではサーキットでの走りの感覚を維持するのには限界があるからです。
レース活動をする為の環境づくりも今後の課題となりそうです。
posted by コーノ at 01:31| Comment(2) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月13日

明日は練習

明日は約2ヶ月半ぶりの練習です。
かなり間をあけてしまったので少し心配ですが、イメトレの成果を信じてタイムアップ狙っていきます!
それにしても長かったあ・・・!
posted by コーノ at 22:27| Comment(2) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月28日

8月12日 ツインリンクもてぎフルコース

実に5ヶ月ぶりのもてぎフルコース。最後に走ったのは3月のことです。
コース入りした時点で雲行きは怪しかったのですが、出走1時間前になると大粒の雨が降り、雷まで鳴る始末。しかし30分もすると雨はピタッと止み、路面からは次第に水が引いていきました。
TS320119.JPG

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posted by コーノ at 03:07| Comment(0) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月18日

6月19日ツインリンクもてぎ東コース

ここ最近、更新をさぼってきてしまいました。反省です・・・。

6月19日。
晴れました。いや〜、ついに晴れましたよ。
ここ数ヶ月間の練習走行は大体いつも雨に見舞われてきて、メカニックからは「雨男」とか呼ばれて少しショックを受けたりして、まあ大変でした。
ウェットコンディションはそれはそれで面白いのですが、やはりドライ程の全開アタックは出来ませんしマシンもドライバーも汚れ易いので整備も手間がかかります。思いっきり走るのであれば間違いなくドライコンディションの方がいいですね。

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posted by コーノ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

6月11日 ツインリンクもてぎ東コース

コース図をアップしたので、ご参照ください。
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何度目の雨か。
ここツインリンクもてぎでの走行では必ずと言っていい程雨が降る。
そしてこの日も容赦なく雨が降った。
メカニックからは「雨男」疑惑をかけられる始末。
そうではないと言いたいところだがこうまで降られると
「雨男なのか・・・?」
と自分に自信が持てなくなってくる。
motegi_0606113.JPGmotegi_0606115.JPG←ヘルメットをカラーリングしました!

とまあ、そんな事はどうでも良い話で、実際雨の走行というのもなかなか楽しいのである。視界は極端に悪く、前を走るマシンの後ろに着くとウォータースクリーンで目の前は真っ白。路面も当然滑り易く、ドライビングに繊細さが必要になる。そんな中でも全開走行!そう、いつだって全開。非常にスリリングで楽しいのである。
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2006年06月23日

動画UP

6月19日のツインリンクもてぎ東コース練習走行の車載カメラ映像です。
文章ありませんが取り敢えずご覧下さい。

もてぎ東_060619_01.wmv

もてぎ東_060619_02.wmv
posted by コーノ at 13:21| Comment(9) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月05日

5月27日仙台ハイランドレースウェイ 練習走行

今年初の仙台ハイランドレースウェイ練習走行です。
このサーキットは仙台市の秋保温泉郷近くに位置し、毎年FJ1600東北シリーズが開催されます。
コースの特徴として
・走行台数が少ない
・スピンしてもコースアウトしにくい
といった、つまりマシンを壊しにくい事からチームでは初心者向けとされており、加入1年目の練習生にここでの練習を強く推奨しています。
僕は2005年の5月から練習を開始し、1年間ずっとここで練習してきました。
ここと対照的なコースが筑波サーキットで、コースを外れて5mも行くとコンクリートウォールにぶつかります。コースアウト=クラッシュです。
練習を開始して間もなくの頃、筑波がいかに初心者に向いていないかという話をよくきかされました。
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posted by コーノ at 01:35| Comment(2) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

5月13日ツインリンクもてぎ東コース

天気予報が当たり、またしても雨。ああ、ドライで走りたかったのに・・・。
しかしウェットコンディションでもレースは行われます。雨が降ろうが速くなくては勝てません。
雨の練習が出来る!と前向きに思考を切り替えます。

路面は真っ平らではないのでくぼんだ部分に水たまりが出来たり、コースを横切るように流れる川が出来たりします。特に水がたまり易いのがクリッピングポイント(CP)付近。コーナーイン側の縁石部分です。タイヤが水たまりに乗ると確実にスリップします。ドライコンディションであればアクセル全開で駆け抜けるCPですが、ウェットコンディションでの走行ラインは極力水たまりを避けるのが基本です。従って走行ラインはドライとは異なり、いわゆる「アウト・イン・アウト」ではなく、コーナー進入から脱出までずーっとアウトを走った方が速いなんて場合もあります。

栃木県は朝から雨。今回のコンディションは完全ウェット。雨は全く止む気配ありません。迷う事無くレインタイヤを装着。シート、ペダル位置合わせをし、燃料を補給していると側でメカニックが「今日はコースアウトしないようにお願いしますね。前に誰かさんが泥まみれで帰ってきて、大変だったんスよ」とニヤリとした顔で話しかけてきた。あれ以来すっかり”泥野郎”のレッテルを貼られてしまったオレ。前回の練習で雨が降った時も同じ事言われました(笑)。まったくしつこいんだから。
TS320088.JPG

1本目の走行。
「オッシャ!」と気合いをいれてピットウアウト。コースインして2速でアクセル全開!リアタイヤが空転、エンジン回転数6,000rpmあたりで3速へシフトアップ!タイヤはまだ冷たく全くグリップしないので1コーナー進入は早めのブレーキングをし、その時点でのタイヤのグリップ限界を探る。フロントタイヤはロックしない。もう少し強く踏めそうだ。普段は全開で駆け抜ける130R。とりあえず様子見でアクセルは8割程度開。と・・・、コーナリング中思っていたよりマシンが不安定。リアが外に流れようとする。リアの荷重が足りないのか・・・!?もっと踏むべきか!?しかし怖くて踏めない。カウンターステアでフロントを逃がしつつ脱出しようとするが、脱出直後ステアリングを中立にした瞬間、リアはまだ外に流れる!「しまった!」と慌ててカウンターをあて直すも、コントロールを失いスピン!やむを得ずフルブレーキング。マシンはくるくると2〜3回転したがコース上で止めることができた。あぶないあぶない。スピンのコントロールも大分うまくなってきたなあと実感。周りに他のマシンがいない事を確認し、再び走り出す。
その後1〜2周、タイヤのグリップ限界を探りながらの走行。ブレーキが大分詰められるようになってきた。どんどんペースを上げていく。が、やばい・・・。ラインが全然分からん。コレでいいのだろうか?とりあえずCPだけは避けるように、なるべくコースのアウト側を走ってみるものの、全然速く走れている気がしない。もう少しドライのラインに近づけてもいいんじゃないか?などど考えながら毎周ラインを変えてみる。
タイヤロックを怖がってか、思い切ってブレーキングポイントを詰めて行く事が出来ない。「ここで踏めば大丈夫」までは分かっているのだが、「もう少し先で踏んでみる」がなかなか出来ない。
motegi_060513_01.jpg
前を走るマシンに近づくと、ザザァッ!!と水しぶきがもろに正面から襲いかかり、視界はほとんどゼロ。ストレートではラインをずらし水しぶきをよけて走行。コーナーでは必死に走行ラインをイメージし、追突だけは気をつけて前車の後ろを走る。遅いマシンはとにかく早くパスする!!最終コーナーで思いっきり立ち上がり重視のラインをとり、ストレートで前に出る。その後はまた遅いマシンに遭遇するまで全開走行!!
7〜8周もすると気のせいか視界が悪くなってきているような・・・?霧でもでてきたのか?
視界はどんどん悪くなっていき気がつくと一寸先は真っ白・・・。なんとかコースの輪郭は見えるのだが、ひょっとして危険じゃないのか・・・?あまりの視界の悪さにペースを上げる事ができず。
白一面の中、1コーナー進入で突然目の前にポツリと赤い光。前車のコーションランプ!?(ウェットコンディションではコーションランプと呼ばれるテールランプを点灯する事が義務づけられている)
ギョッとしてフルブレーキング!!このままステアを切ってはスピンする。5速→4速→3速と素早くシフトダウン。前車のテールギリギリまで我慢し、ブレーキをリリースしてイン側に飛び込む。なんとかかわした。
これ赤旗(オフィシャルが走行中のドライバー達に赤旗を提示した場合、走行中止の合図。ドライバーは徐行し、速やかにピットインしなければならない)出るんじゃないの・・・?
雨水がヘルメットのシールド内面をツツーッと垂れた。その水滴の通った部分に見えた一条のクリアな視界・・・。なんということか。霧なんか出ていなかった。シールド内面が曇っていたのだ。道理で外面を手でこすっても白いままな訳だ。しかしおかしい!内面にはちゃんと曇り止めを塗ったはずだ。塗り方が悪かったのか!?
とりあえず少しシールドを開けて外気をヘルメット内に入れてやる。たちまち嘘のように鮮明になる視界・・・!狂喜乱舞の全開走行!しかし2周したところでチェッカーフラッグ。
悔しいぜー!!

マシンをガレージに入れ、メカニックに走行中の水温を訊かれる。しまった・・・。曇ってて水温計見えなかった。視界が戻った後も興奮して水温計が目に入らなかった。
シールドを綺麗に拭き念入りに曇り止めを塗り、マシンに燃料補給し2本目に備える。
先輩ドライバーが練習走行を見ていてくれたので、アドバイスを受ける。
「走っていてグリップ感はあった?」
「・・・いや。無かったです。」
「なぜ無かったと思う?」
「マシンが曲がってくれないんですよね・・・。うーん、アンダーステアだから、フロントの荷重が足りない・・・。という事は進入のブレーキングで車速を落としすぎてしまっているから、ブレーキリリースしてステアリングを切り込む時点でフロントの荷重が抜けてしまっていて、だからアンダーステアに・・・。」
「うんうん、分かってるみたいだから、つまりそれなんだよね。」
「はい。」
「見させてもらったけどさ、何て言うか、もうちょっとチャレンジしてみようよ。ブレーキング。もっとグリップ限界を探ってコーナリング車速を高くもっていかないと絶対速く走れないよ。レース出てる連中はみんなそれが出来てるわけだから。ね?勝負にならないでしょ?カーティケヤンだって出来ている(笑)」
「はい(笑)」
その他ライン取りのアドバイス等を頂き、方向性が随分見えてきた。先輩ドライバーの存在はホントに大きいです。

気を取り直して2本目の走行。
相変わらず曇るシールド。あの曇り止め全然ダメだ・・・。安さにつられたのが失敗だったか。仕方なくシールドを少しだけ開けて走行。隙間から侵入して来る雨風が少々うざったいが走りに集中する。
アドバイスを意識し、ヘアピンの進入。思い切って1本目よりもブレーキングを奥にとる。「止まれコノヤロー!!」4速→3速へとシフトダウンしつつもアクセル全開ポイントを睨みつけブレーキをリリースしステアリングを切り込んで行く。
フロントタイヤのグリップ感が伝わって来る!もう少し切り込めそうだ・・・!さらに切り込むがグリップ感は消えない。気持ち良いくらいマシンが出口に向かって向きを変えて行く。そして出口めがけてアクセル全開!さっきより全然気持ちいーー!!
ヘアピンのコツを掴んできたが、6周目赤旗提示。コースアウトするマシンが続出したためマシンの撤去作業が入る。ピットインし、作業終了を待つ。
寒い・・・。走っている間は興奮状態にある為感じなかったが、ピットでじっとしていると濡れたレーシングスーツを着ている事もあり、体が冷えてきた。
赤旗が解除され再びコースイン。早々に目の前で前車がコースアウト。ヘアピンだ。イエローフラッグが提示されている。もっとブレーキングを詰めたいのだが失敗すれば自分もコースアウトするかも知れない。そうすると止まっているマシンに突っ込む事になる・・・。詰めたいけど、怖い。結局思い切ってブレーキングできないままチェッカーフラッグ。
ピットに戻ると先輩が近づいてきた。
「良くなってたよ!そう!それそれ!ちゃんと探ってたね。それをやらなきゃ速くなれないんだよ。少し残念なのはオーバースピード気味な周あったでしょ。あそこで車速を落として曲がってたんだよなー。あそこでコントロールして曲がってたらカッコ良かったんだけどなー。」
赤旗後は思い切った走りが出来ず。2本目は結局タイムアップには繋がらなかったものの、一つ成長した事が確認できて、嬉しくなった。
motegi_0605130002_02.jpg

3本目。本日の最終セッション。
タイヤを暖める段階からグリップ限界を探る事に集中して。徐々にペースアップ。いい感じで走れてるぞ!と思っていたところに、5周目、またもや赤旗。「コースアウトするマシンが多いってことは、みんなブレーキを詰めようと頑張っているんだな。」と考えているとさらに気合いが入った。
赤旗が解除されコースイン。気合いは十分!イクぜー!!
いつの間にか雨はほぼ止んでおり、次第に路面の水が引いてきて走り易くなってきた。ブレーキングを詰め易くなり、走っていて楽しくなってきた。しかしそれでもコースアウトするマシンが続出。やはりストレートエンドで。みんなブレーキを詰めすぎてフロントタイヤをロックさせコースアウトしているようだ。ショートカットS字後のストレートエンド。ヘアピンへと続くストレートエンド。いずれも高速からのフルブレーキングで進入するコーナーだ。今度は赤旗が出ない。フルブレーキングするポイントで目の前には止まっているマシン。もちろんこちらがコースアウトしない限り止まっているマシンに突っ込む事は無いのだが、それでもマシンが目の前に見えると思い切ってブレーキを詰められない・・・!悶々と走行を重ねるうちにチェッカーフラッグ。本日の前セッションが終了した。

本日のベストタイムは1分44秒80。3本目の赤旗直前に出したタイムだ。速いドライバーなら1分36〜38秒台との事。が〜ん・・・!超遅い!しかし悪いポイントは分かっている。今日はヘアピンがうまくなってきただけの事。他はまだまだ。課題は山積みである。別な言い方をすれば改善すべきところを改善すればまだまだ速くなる事が出来る!気持ちはいつも前向きに。

次回の仙台HRは初心者のオレが生まれて初めてFJを走らせたサーキット。昨年はずっと仙台HRで練習を重ねてきた。仙台HRは普段から走行台数が少ない上、コースアウトしてもマシンをクラッシュさせにくいため、初心者にはうってつけのコースである。また、路面のミューが低いためしっかりブレーキコントロールをしないとアンダーステアが出易いためブレーキコントロールを覚えるのに適している。昨年やり残した事を消化するべく気合いを入れていざ仙台へ!


写真を撮って頂いたMさん。雨の中お越しいただきホントにありがとうございました。
今後も練習日が決まったら欠かさず連絡いたします。これからもどうぞ応援宜しくお願いいたします。
posted by コーノ at 03:41| Comment(2) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月24日

4月16日ツインリンクもてぎ東コース

新カテゴリ「FJ練習記」を作りました。
これからは練習走行の記録をこのカテゴリに書いていこうと思います。

4月16日(日)。
ツインリンクもてぎ東コース。

午前3時起床。カーテンを開けると天気予報の通りシトシトと降る雨。コンディションとしては望ましくはないのですが久しぶりにマシンを操る事が出来る嬉しさで気分は高揚していました。顔を洗って3時30分出発。まずはマシンを運ぶ為のトラック(レンタカー)を受け取りに行きます。
僕はいつもマシンを運ぶのにレンタカーのトラックを借ります。走行日前日にトラックのキーだけを受け取り、当日、お店の駐車場に駐車してあるトラックに乗り換えて出発できるようにしていただいています。
4時。トラックに乗り換え、今度は筑波にあるチームのガレージへと向かいます。
5時30分。ガレージに到着。誰もいない。一番乗り。待ち合わせ時刻は6時。少し早く着きすぎたか。
午前6時。スタッフの1人が到着し挨拶。数分もしないうちに1人、また1人とスタッフが到着し、ガレージの鍵を開けて中に入ったかと思いきやあっという間に作業着をまとってマシンを外に運び出してきました。
スタッフの誘導に従いトラックをマシンの側に着けると、ユニックでマシンをつり上げトラックの荷台に乗せてもらう。そうしているうちに他のドライバー達も到着。挨拶をしているうちにスタッフがマシンの積み込みを終えてしまった。
僕はトラックに乗り込み出発。いざツインリンクもてぎへ。

午前7時45分。サーキット入り。パドックに着くと既に準備を始めている他チームの人達がいました。
スタッフ達が到着すると直ぐさまマシンを降ろしピットへと運びます。そして今度は自分の準備です。レーシングスーツに着替えヘルメット、シューズ、グローブ、ガソリンをピットへと運び、メカニックに声をかけシート、ペダル位置の調整を行います。それが終わるとマシンに給油し、次は1本目の走行チケットを買う為にコントロールタワーへ。チケットを購入し、マシンに貼付けて準備完了。ここで午前8時30分くらい。1本目の11時まではまだまだ時間があるのでトラックの運転席に座り買ってきた朝食を食べます。

雨脚はどんどん弱くなり1本目が始まる頃にはには雨は既に止んでいました。コースコンディションはハーフウェット。タイヤはレース組(レースに参戦しているドライバー)がドライ。僕たち練習生はレインで出走する事になりました。
午前11:00。1本目の走行開始。まずは様子見の1周目。コースに出てみるとレコードラインはほぼドライ。所々水たまりが残っているが、コレがレースならドライタイヤで出走するところ。しかしレインタイヤで出走してしまったので、取り敢えずこのまま走行。2周目。ショートカットのS字でスピン!進入でのブレーキングミス。踏むのが遅すぎてオーバースピードで右コーナー進入。曲がりきれないのに無理にステアリングを切って強烈なアンダーステア。2つ目の左コーナー振り返しでリアが流れてコントロールしきれずにフルブレーキング。何とも情けないスピン。
なんとかコースにとどまったので再び走り出す。しかし今度はヘアピン脱出でマシンの向きが変わりきらないうちに荒っぽいアクセルオンをしてしまい、リアが流れてコントロール不能→フルブレーキング→スピン・・・。
060416_motegi001.jpg
うーん。久々の走行で感覚を少し忘れているのか・・・?
気を取り直して再スタート。どんどん乾いていく路面。コースはほぼ完全にドライ。レインタイヤはその名の通り雨用のタイヤ。タイヤ表面には水はけを良くする為に溝が掘ってあり、タイヤが暖まり易くするようにコンパウンドは極端に柔らかい。レインタイヤでドライ路面を走るとどうなるか。ドライコンディションでは当然ウェットコンディションよりも車速は全体的に上がる。その為タイヤにかかる負担はドライの方が大きくなる。そうすると柔らかいレインタイヤは荷重がかかると激しく変形してマシンの挙動を不安定にする。ダウンヒルストレートエンドやヘアピン進入のフルブレーキングではフロントがグラグラして怖いくらい不安定。またS字での振り返し、脱出ではマシンがズリズリと外側に膨らんで思い切ってアクセルオンできない。
うわ〜、ドライタイヤに履き替えたい!出走前にタイヤ交換はしない方向でメカニックと話を決めていた。しかしタイヤがズルズルでうまく走れない・・・!メインストレートを通過する度にサインボードに「PIT IN」の文字が出ていないか確認するが、一向に出る気配無し。
迷った末、意を決してピットイン。何事かとメカニックが駆け寄る。タイヤ交換して欲しい旨を伝えると慌ててガレージからドライタイヤを抱えて走って来るメカニック。ジャッキで「ヨイショッ!!」とフロントを上げトルクレンチでホイールナットを取り外しにかかる。と、その時もう一台のマシンがピットイン。メカニックが作業を中断しそちらに駆け寄る。水温がなかなか上がらないらしく、ラジエータに貼ってあるガムテープをはがしピットアウト。再びタイヤ交換に着手。うわ〜、早く早く・・・。時間が無くなるよ〜。
FJ1600のホイールナットはF1とかと違って普通に4本のボルトで固定されています。しかもタイヤ1つにつきメカニック何人かがついて交換・・・なんて事はありえません。大体FJのレースは12〜15周しか無いのでピットインすること自体が既に負けとなります。突然タイヤ交換を要求されたメカニックは焦った事でしょう・・・。
4本のタイヤを一人で交換してくれたメカニックがジャッキを降ろし、O.K.のサイン。エンジンスタートして再びコースイン。タイヤが暖まっていないが明らかにレインタイヤよりは走り易い。しかし結局2周しか走れずチェッカー。
ベストタイムは・・・1分41秒93(ドライタイヤ)。目標タイムは1分30秒。おっせえー。やはりタイヤ交換は無茶だった。時間を無駄に使ってしまった。出走前にもっとコースコンディションを確認しておくべきだった。そうすれば出走前にドライタイヤに変更できたのに・・・。反省その1。

その後空は次第に晴れてきて雨が降る様子は無く、2本目からは全車ドライタイヤをセット。
出走して2周目。赤旗が出てピットイン。コース上にとどまっているマシンがある模様。数分後グリーンランプ点灯でコースへ。タイヤを暖め、ブレーキバランスを調整し、全開走行へ!
後ろから速いマシンが近づいていたので先を譲って後を着いて行く事に。速い人の後ろを着いて行く事は非常に勉強になります。自分と違う良い走りを盗む事が出来るからです。しかし・・・!速すぎて着いて行けない!!特にショートカットのS字。ちょ・・・一体どーやってんの!?
その後4回程スピンするもなんとか13周回をこなしチェッカー。ベストタイムは1分36秒19。まだまだだが、前回の39秒台からは上がった。マシンを降りインストラクターにアドバイスを受ける。
「お前のステアリングの切り方は荒すぎる。コーナリングの車速を上げようと思っているならあんな風にはならないはずだ。」
との指摘。つまり完全にステアリングを切り遅れているのだ。だからコーナリング姿勢が不安定で脱出も思い切ってアクセル全開に出来ない。それ以前に進入でブレーキ踏力をコントロールしながらなるべく高い車速でマシンの向きを変えてやるといった部分がまだ甘い。車速が低いからグリップレベルは低いがステアを切り遅れてもなんとか曲がって行けてるのだ。もっと集中せねば・・・。反省その2。
060416_motegi002.jpg
3本目。この日最後のセッション。コンディションはドライ。
アドバイスを意識してコーナーの進入でもう少し速い段階でマシンの向きを変える事を意識し、丁寧にステアリングを切って行く。すると、2本目とは違ってコーナリング姿勢は安定するし、脱出が楽になった。しかし、タイムには繋がらず13周をこなしてベストタイム更新ならず。今まで練習の度に順調にタイムアップしてきた事もあり悔しい思いでいっぱいです。
走行後インストラクターや先輩ドライバーにアドバイスを頂き、帰り支度に入りました。
この後筑波ガレージにマシンを降ろし、今度はトラックを返しに行きます。家に着くのは大体22:30頃です。
060416_motegi003.jpg

前回の練習から1ヶ月と10日くらい間が空いてしまいましたが、日頃車の運転中にブレーキコントロールを意識したりイメージトレーニングをする事で覚えた感覚を忘れないようにしてきました。しかしちょっと間を空けすぎたかなぁ・・・?
4月の練習はこの日限り。5月の練習予定は

5月13日(土)もてぎ東コース
5月27日(土)仙台ハイランドレースウェイ

です。

ところで今回の練習には会社の先輩方がカメラを持って駆けつけてくれました。一人は僕が会社で所属している「写真部」の部長で、いい写真をたくさん撮っていただいたので一部掲載しました。
Tさん、Mさん。遠いところをお越しいただき本当にありがとうございました!これからも応援宜しくお願いいたします。また機会がありましたら是非サーキットにいらしてください。
posted by コーノ at 04:13| Comment(0) | TrackBack(0) | FJ練習日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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