2009年03月16日

FJもてぎ第1戦結果

大分間を空けてしまいましたが・・・
3月8日に行われたもてぎチャンピオンカップレース開幕戦の結果です。


残念ながら当日は用事があり、私は予選だけ見て帰ってしまったのですがやはりレースはいいですね。サーキットのあの雰囲気、たまりません。

2009年からエクシズレーシングをサポートする「珈琲専門店芳豆樹(ほうずき)」様は今回もエクシズZAPピットにおいて無料でコーヒーを提供しました。

皆様、FJもてぎシリーズでは美味しい珈琲を無料で飲みながらレース観戦が出来ます。是非お越し下さいませ。

芳豆樹_01.jpg芳豆樹_02.jpg


さて、迎えた開幕戦。一つギョッとしたのがFJ1600クラスの出走台数。
例年であればもてぎシリーズでは20台くらいのエントリーがあったのに、今回の開幕戦はなんと出走台数5台・・・!?

これはレギュレーション上レースが成立するギリギリの台数で、あと1台エントリーが少なければレース中止となるところでした。
SFJとの混走だからまだマシですが、これがFJ1600のみでレースが行われたらかなり寂しい事になったでしょうね・・・。
不況の影響はこんなところにも現れたようです。


FJ1600クラスを制したのは秋山健也選手(ウィンズガレージ)が見事ポール・トゥ・ウィンを決めました。2位に今年シリーズチャンピオン筆頭候補の早坂公希選手(エクシズレーシング)、3位に実力をメキメキ伸ばしている小板橋政敬(エクシズレーシング)と続きます。
レース中のファステストラップを記録したのは3位の小板橋選手。昨年後半から実力を伸ばし、最終戦では3位表彰台をゲット。今年のチャンピオン争いも十分絡んでくる可能性があります。
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03080005.JPG出走前の早坂選手
03080007.JPGいよいよコースイン
FJ表彰式.jpg

併催されたF4第2戦。優勝は近藤翼選手(ZAP SPEED)。予選ではただ一人1分52秒台を叩き出してポールポジションを獲得し、決勝では2位以下に約8秒もの大差をつけてチェッカー。ぶっちぎりの優勝となりました。

この近藤選手。2008年にZAP SPEEDに加入し昨年の日本一決定戦FJ1600クラスでレースデビュー。いきなりファイナル3位表彰台という輝かしい戦績を残し、2009年はFJを飛び級してF4東日本シリーズ参戦です。毎年の事ながらZAP SPEEDのトップドライバーの速さには凄まじいものがあります。

こうして見ると近藤選手が飛び抜けて速い印象を受けます。が、個人的には今回のレース少々不完全燃焼的な気持ちです。
それは決勝を7位で終えた森下陽介選手(ZAP SPEED)の事なのですが、今回森下選手のマシンはオフ中の組み上げが大幅に遅れ、組み上がってようやく初走行できたのがレースウィークのプラクティス。しかも土曜日の走行でエンジンブローし使用不可能になったため、決勝は急遽用意された他チームからの借り物のマシンとなりました。

それが何?
同じマシン使ってるんでしょ?
と思われるかも知れませんが今回森下選手が背負ったハンデはかなり大きかったというのが本当のところだと思います。

フォーミュラレースは基本的に同じマシン、同じタイヤで争われる為極めてイコールコンディション性の高いレースと言えますが、たくさんの部品から構成されたマシンは厳密に言うと全く同じマシンを用意するのは不可能です。

一つ一つの部品に個体差があったり、レギュレーションでダンパーの改造が認められていたりエンジンを組むエンジンチューナーに違いがあったりするため、実は細かいところで違いがあって全体として同じマシンではないのです。
そのため一台一台のマシンはそれぞれ異なった性格を持ち、組み上がったばかりのマシンのポテンシャルには差があります。その違いは走ってみないと分からないため、ドライバーとチームは日々の練習走行でマシンの素性を掴み、パーツを交換したりセッティングを変更したりしてコースにあったセットアップを見つけていき、レースまでに可能な限りベストな状態を作り上げていきます。


例えばF4で言えば2006年チャンピオンの栗原選手、2007年2位、2008年チャンピオンの土屋選手、そして2009年の近藤選手が乗るZAP SPEEDのNo.14号車。伊達にチャンピオンマシンではなく、チームとドライバーが時間をかけて作り上げてきた”速い”マシンです。

個体差とそれを埋め合わせるセットアップ。
これが速さを決める要素となります。
(もちろん!これはドライバーにマシンの性能限界を使える腕がある場合に限ります。例えばFJ1600で最高位10位の実力の私がZAPの14号車と今回の森下選手のマシンを乗り比べても多分同じタイムが出ます。しかもタイムは森下選手より数秒遅いタイムになると思います。)

そういった意味で、森下選手には今回大きなハンデがあったと思うのです。昨年のSFJで圧倒的に速かった森下選手に期待していた私にとって今回のレースは不完全燃焼的であったのです。もし、森下選手がオフ中に十分に走り込めていたらと思うと残念でなりません。
これで森下選手は1レース分近藤選手に対して出遅れた事になります。これから自分のマシンで走り込んでセットアップしていく訳ですが、当然近藤選手も練習走行の度にさらに良いセットを見つけ、ドライビングの腕も上げていく事でしょう。

近藤選手が速いのはもちろん事実で間違いなく今年のチャンピオン筆頭候補でしょう。しかし森下選手が万全の体制でレースに臨んでいたら近藤選手にどれだけ肉迫できていたのか、見る事が出来なかったのが残念です。

森下選手が次のレースまでにマシンをしっかりと作り上げて思う存分実力を発揮できる事を願うばかりです。

03080002.JPG03080003.JPG



↓2009年もてぎチャンピオンカップレース第1戦リザルト詳細
http://www.twinring.jp/result_m/
posted by コーノ at 01:43| Comment(2) | TrackBack(0) | レース結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほどぉ…
こうやってみていくと、
性能が良いマシン、
腕が良いドライバーだから
速いという単純な理由ではないってのが
よく見えてきたネ。

逆に言えば最初からそんなものはなく、
ドライバーとメカニック、
チームが一丸になって
一緒になって作り上げていくモノなんだなって。

レースではとかく
ドライバーとその
マシンにだけ注目がいきがちだけど、
実際はそのレースまでに、
緻密で繊細な調整が行われているん
だね〜…

ありきたりの言い方だけど、
今回のコメントをみて、
勝負はレース前から始まっているんだと、ホント思ったよ。
Posted by Love at 2009年03月16日 12:03
>Love
おっしゃる通り。
常に戦いだと思います。

何でもそうですけど物事を上手く運ぼうとしたり勝ちたいと思ったら用意周到なほど成功率が上がりますよね。
レースも然りです。
Posted by コーノ at 2009年03月16日 22:13
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