2010年04月10日

ラップタイム短縮

1周のラップタイムを短縮するための要素はたくさーんある訳ですけど、理論的な側面からいえば、たどり着くのはタイヤの性能をどれだけ使えているか、という事ですね。


とにかくストレートスピードを伸ばしたいのでコーナーは出来るだけ高い速度で脱出したい訳です。ZAP SPEEDでの練習ではそのためのドライビング理論をコーチに教わっては必死で考えて理解しようとしていました。でもちゃんと理解するにはやっぱりソレ相応の高い車速領域でのコントロールが必要になってくる訳で、そこまでの車速を出せていない限りは、コーチの言っている事は、まあ分かるんだけどな〜んだかピンと来てませんでした。


これが不思議なもので、デビューレースでのラップタイムで大体みんな自己ベストタイムを更新します。1秒とか、多い人は2秒更新だって珍しくありません。これってやっぱり他車と競い合ってる事がドライバーの心理面に大きく関係するんですね。

目の前を走っているマシンを絶対に抜きたい!と思う訳ですよ。すると感覚的に速く走るためのドライビングをしちゃってるんですね。アドレナリン全開で、とんでもない集中力を発揮して、どこでどうやって抜くかを瞬時に考えてイメージしている訳です。

で、練習のときには行けなかった領域に行けちゃったりするんですね。練習ではいつもグリップ不足だった同じコーナーでもぎゅんぎゅんグリップしちゃって、アクセル・オンした時の加速感とかそれまで感じた事無いくらい大きくて、ストレートは伸びるし前車に近づくし、もう〜あの興奮といったらたまらないですね(笑)

でも大事なのは練習でもそれくらいで走れよって事なんですよね・・・。

mote_r3_38.jpg

で、初心者は集中力がちょっと途切れたり、さらに踏み込んだ事の無い領域までいっちゃうと大体コントロールを失ってスピンとか、コースオフしちゃうパターンがあります。自分も経験あります。


でも一度そういった領域に踏み込めちゃうと、やっぱり車の気持ちが分かってきて、ドライビング面でもセッティング面でもどこをどうしたいという事が見えてくるんですね。だからコーチに対して明確な質問が出来るし、アドバイスの意味も分かってくるし、メカニックにどうしたいかも伝えられるようになります。
そうなるまで大分時間がかかりましたけどね〜。


このように理解する事も大事ですが、もちろん基本的な操作がしっかりと出来ている事が大前提です。初心者で大体つまずくのがシフト操作だと思います。シフトダウンではヒール・アンド・トゥできっちり回転数を合わせる事はもちろん、シフトアップも速さと正確さが大切です。

一度データロガー搭載車で練習する機会があったのですが、走り終えて自分のデータを見て愕然としました。ストレートではアクセル全開ですから車速のグラフは右肩上がりにあがっているのですが、シフトアップの度に加速が無くなっていて、グラフ中に水平な部分がちょこちょこ出ているんです。時間にして0.2〜0.5秒!

いやもうボロクソにけなされました(笑)
コーチのみならずデータを一緒に見てくれたドライバーからも「オイオイいい加減にしろよ・・・!」的な(笑)

ツインリンクもてぎのフルコースではFJ1600で一周で12回のシフトアップがあるんですが、その度に速度の伸びが断続的になっていて、速いドライバーのログと見比べるとストレートエンドの車速に差が出ている訳です。コーナー脱出のアクセル・オンで同じ車速だったとしても、シフト操作だけで車速の伸びに差が出て、ストレートで離される事になります。

コーナーならまだしも、ストレートで置いて行かれる事ほど悲しい事はありません。


現役を離れた今でもたまにドライビングのこと考えてます。いや、かなり考えていますね(笑)
ふと、思い出したので。

mote_r3_63.jpg
posted by コーノ at 22:51| Comment(6) | TrackBack(0) | モータースポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。